迷惑系YouTuberがいなくなるかも? YouTubeの新たな投げ銭機能「拍手」がテスト中

YouTubeに動画を投稿して広告による収益をあげるためには、チャンネル登録者数1000人と年間再生時間4000時間という条件をクリアしなければなりません。

その条件を満たすことができれば広告収入のほかにも、ライブ配信中に「Super Chat」という“投げ銭”機能で視聴者からお金を受け取ったり、会員限定コンテンツを用意して月額収入を得る「メンバーシップ」という機能など、さまざまな収益化の手段が用意されています。

実は現在、これらの機能のほかにも新たな投げ銭機能が準備されていて、一部のチャンネルを対象にテスト運用されているのをご存知でしょうか。

YouTubeの新機能「拍手」

パソコンまたはAndroid版のYouTubeアプリでYouTubeの動画を視聴していると、まれに「高評価」「低評価」のボタンの横に「拍手」と表示される動画があります。

これがYouTubeのテスト中の新機能「拍手」になります。

拍手ボタンを押すとその動画を公開しているYouTubeチャンネルに対し、200円〜5000円の支援をすることが可能です。機能の詳細についてはYouTubeのヘルプページをご覧ください。

視聴者の拍手を購入する|YouTube ヘルプ
https://support.google.com/youtube/answer/9632365

優れた動画が支援を受けやすくなる?

これまでYouTubeで収益をたくさんあげるためには再生数を多く稼いで広告を多く表示させることが必須でした。ゆえに、再生数さえ稼げればいいと過激な行為で注目を集める“迷惑系YouTuber”と呼ばれる人も増えてしまったのでしょう。

しかしこの拍手機能が実装されれば、再生数やチャンネル登録者の大小にかかわらず優れた動画が拍手を集めて収益をあげられる可能性が高くなります。

逆に再生数稼ぎが目的で内容に問題のある動画が拍手を得ることは難しくなるはず。これまで再生数ばかりを意識していたクリエイターが質の高い動画を作ろうと意識するきっかけになるかもしれませんね。

ちなみに自分のチャンネルが「拍手」機能のテスト対象になっているかどうかは、YouTube Studioから「収益受け取り」を開き、画面上部のタブから「Supers」を開けば確認できます。

こちらの画像の赤枠で囲った場所に「視聴者の拍手を有効にする」というスイッチが表示されていたら拍手機能を導入できます。残念ながらこのチャンネルはまだテストの対象外。対象は随時拡大しているそうなので、気長に待ちましょう。

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