縦動画?横動画?もう悩まない。1回の撮影で両方作れるiPhoneアプリ「ReFrame」
企業のSNS運用では、InstagramやTikTok向けの縦型動画と、ホームページやYouTube向けの横型動画の両方が必要になる場面が増えてきました。
「同じ内容を縦用と横用で2回撮影している」
「同時に2台のカメラで撮影している」
というケースもあると思います。
いずれにしても、手間です。
今回は、その手間を解決してくれるかもしれないアプリを見つけました。
根深い、縦横問題
実はこの悩み、かなり前から続いています。
以前、こんな記事を書きました。
『スマホ動画、縦で撮るか・横で撮るか』
https://wepress.web-magazine.jp/2019/09/25/5753/
この記事を書いたのは2019年のことです。
以来、この問題はまったく解決していません。
というよりむしろ、縦動画の活用がさらに進み、「どちらも重要」という、より悩ましい状況になっています。
もちろん、撮影後に動画を切り抜いて縦型や横型に変換する方法もあります。
しかし、構図が崩れたり、画質が落ちたりすることもあります。
今はAIで調整する方法もありますが、その分、作業時間やコストが増えてしまいます。
縦動画と横動画を同時に撮影できる
そんな悩みを解決してくれるかもしれないアプリがあります。
1回の撮影で縦動画と横動画を同時に作れるiPhoneアプリ
「ReFrame: Multi-Angle Recorder」
https://apps.apple.com/jp/app/reframe-multi-angle-recorder/id6761393678

アプリを起動すると、上下で縦動画・横動画が分かれた撮影モードになっています。
録画ボタンの左にある黄色い数字をタップすると、[0.5][1]などとズームが切り替わります。
グリッド表示にも対応しているため、構図の確認もしやすくなっています。

録画が終わると、[写真]に2つ動画ファイルが保存されています。
それぞれタップすると、縦動画、横動画が両方保存されているのが確認できます。

ズームや自撮りにも対応

①色味を変える
②文字を入れて読み上げ原稿を設定できる
③その他、細かい設定が可能
なお、画質については注意点を発見しました。
デフォルト設定で撮影すると、縦動画はフルHDでしたが、横動画はやや解像度が低い設定になっていました。
これは、設定で「2K」以上を選択することで改善できます。

まとめ
このアプリはiPhone向けで、現在のところAndroid版は見当たりませんでした。
無料版では、途中で広告が表示されるほか、連続撮影時間にも制限があるようです。
また、長時間の撮影時の安定性については、もう少し検証が必要そうです。
しかし、動画を活用する企業にとって、「縦か横か」は今後も悩みの種になるでしょう。
ReFrameは、1回の撮影で縦動画と横動画を同時に作成できるため、撮影時間の短縮や作業効率の向上につながるかもしれません。
SNS運用とホームページ掲載の両方を行っている企業にとっては、試してみる価値のあるアプリではないでしょうか。
オリカワシュウイチ
映像クリエイター。絵コンテコーチ。 初心者の映画制作をサポートする活動を全国で続ける。埼玉県在住。 仲間ゼロ・カメラ1台から映画作りをスタートし『映画工房カルフのように(http://karufu.net/)』を立ち上げ、セミナーやワークショップを通して、これまで1000人以上に映画作りをアドバイスする。スタローンに生で会ったことのある広島県人。 著書に『事例で学ぶ1分間PR動画ラクラク作成ハンドブック』『iPhoneで作ろう ビジネス動画の教科書』(共にペンコム)がある。