日本向けに作るデザインと海外向けに作るデザインの違い

片付けコンサルタントで、アメリカでも絶大な人気を誇る近藤麻理恵さんをご存知でしょうか。“こんまり”の通称で知られていて、アメリカの雑誌「TIME」の「世界で最も影響力のある100人」にも選ばれたことがあるほどで、現在も国内外のさまざまなメディアで活躍を続けています。

そんなこんまりさんはYouTubeでも動画コンテンツを配信しているのですが、先日SNSで「こんまりさんの日本向けのチャンネルと海外向けのチャンネルでは作り方が全然違う」と話題になりました。

まずはふたつのチャンネルの動画一覧をご覧ください。

こちらは日本向けに公開されている「こんまりちゃんねる」のトップページです。

続いてこちらは海外向けに公開されている「Marie Kondo」のトップページです。

ふたつの画像を並べてみるとまず動画サムネイルの雰囲気がまったく違うことに気がつくのではないでしょうか。

日本向けのチャンネルではサムネイルに色とりどりの大きな文字が並び、サムネイルを見ただけでどんな動画なのか把握できるように作られていますよね。なんとなく「YouTubeっぽいサムネイル」という印象を受けるのではないでしょうか。

一方、海外向けのチャンネルは白を基調とした落ち着いた雰囲気の写真が使われているだけで、文字はほとんど使われていません。すっきりとしたデザインは“片付けコンサルタント”という肩書きを連想させますよね。

ほかにもふたつのチャンネルを見比べてみると、そもそも日本向けのチャンネルでは「こんまりちゃんねる」と名前がついているのに対し、海外向けのチャンネルでは「Marie Kondo」と個人名になっています。

また、海外向けのチャンネルでは1分前後の動画が中心にアップされ、長くても3〜4分の動画なのですが、日本向けのチャンネルでは10分を超える動画も何本も公開されています。

よく見ると日本向けと海外向けではメイクの仕方まで変えていますし、日本と海外では受けるものが違うということがよくわかる例となっているのです。

これはYouTubeに限った話ではありません。

例えば韓国の映画やドラマは日本でもすっかりおなじみとなっていますが、実は日本で公開される際にデザインがピンク基調に変更されるケースがほとんどなのです。

韓国版は作品に合わせて自由にデザインされているのに、日本版は見事にピンクのデザインばかりが並んでいて、韓国版の個性を殺してしまっているように感じます。

しかし、ピンクが基調となった日本版のデザインのほうが「韓流映画・韓流ドラマっぽい」と思えるのではないでしょうか。もし韓国版のデザインのまま日本にやって来ても、韓流ファンたちは韓流作品だと気づかずにスルーしてしまいそうです。

海外に展開するからといって文字をただ翻訳するだけではなく、どんなデザインがその国で受けるかまで考慮する重要性に気付かされますね。


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