Googleを使ってお店や施設の名前を検索すると、検索結果一覧の右側にそのお店や施設の情報が表示されます。
これは「Googleマイビジネス」というGoogleが提供している無料サービスで、当サイトでも以前に何度かご紹介したことがありました。
Googleマイビジネスに登録されている情報はGoogleマップなどで検索した際にも表示されます。新しくできたばかりのお店や施設でなければウェブ上の情報をもとに自動で生成されますが、古い情報や間違った情報が掲載されることもありますし、気がつけばクチコミ欄が低評価で溢れてしまう場合もあります。
世界中の人が最も活用している地図サービスのGoogleマップで間違えた情報が掲載されていたり、クチコミ欄に悪評が書かれているのを放置してしまったりしては、集客にも大きな影響が出てしまうことは間違いありません。
知らないうちに低評価がついているかも。今すぐ Googleマイビジネスに登録を
こちらの記事ではGoogleマイビジネスへの登録方法を紹介していますので、お店や施設の経営者でまだオーナー登録をしていないという方はぜひ登録を進めてみてください。
そして、そんなGoogleマイビジネスと同様のサービスがYahoo!JAPANからもリリースされました。
2019年12月にリリースされた「Yahoo!プレイス」は、Yahoo!ロコ、Yahoo!検索、Yahoo!地図など、Yahoo!JAPANの提供する各種サービスと連携していて、利用料無料でお店や施設の公式情報を登録できるとのこと。
サービスの概要については以下のページに掲載されています。
Yahoo!プレイス – 新規利用のご案内
https://loco.yahoo.co.jp/business/top/?sc_e=ols_loco_help
この内容を読むと、実店舗のない企業などは登録できないという違いはありますが、やはりGoogleマイビジネスとほぼ同じと考えて間違いないでしょう。
「ほぼ同じなら登録する必要がないのでは?」と考える方も多いかもしれませんが、面倒でもこれは登録しておいたほうがよさそうです。
Yahoo!の検索エンジンはGoogleのものを採用しているため、基本的に検索結果はほぼ同じになりますが(独自のサービスや個人情報が加味されて順位は多少変動する)、例えばYahoo!でお店や施設の名前を検索してもGoogleマイビジネスの情報は表示されません。
そして忘れてはいけないのは、Yahoo!の検索エンジンは意外と利用者が多いということです。下のグラフは2019年の日本における各検索エンジンの利用者の割合を示していますが、Yahoo!の利用者は微減を続けているとはいえ全体の約2割を占めているのです。
Source: StatCounter Global Stats – Search Engine Market Share
もしYahoo!プレイスにお店や施設の登録をしなかった場合、雑な計算をするとウェブ検索してくれた人の5人に1人には正しい情報が届かない可能性があるのです。そう考えるともったいないですよね。
上で紹介したページから無料で登録できるので、最低限公式情報を登録するくらいは済ませておいたほうがいいでしょう。