WordPress5系から導入されたエディター、Gutenbergの導入状況

世界のwebサイトの35%、CMSが使われているwebサイトの60%以上のシェアを持つWordPress。
数字が示す通り、弊社でもCMSを入れる≒WordPressを導入する、というパターンがほとんど。約1年前にバージョン5.0がリリースされた時に、新しくGutenberg(グーテンベルク)というエディターが導入されました。web制作業界ではかなり話題になったのですが、実際のところ、まだ手探りしながら導入を進めている制作会社もあるのではないでしょうか。なぜかというと、それまでのエディターと大きく仕様が変わったからです。

クラシックエディターと呼ばれているこれまでのエディターは、テキストを入力する欄は1ヶ所で、入力したテキストに対して、Microsoft Wordのように書式を設定していく形でした。

対して、Gutenbergはこんな感じです。

Gutenbergは、見出しや本文テキスト、画像など、予め書式が決まったブロックを追加していく形。日常使うようなアプリやサイトにないタイプのUIなので、一見とっつきづらいのですが、LEGOブロックを組み立てていくような感覚で記事を書ける、と言えば何となく伝わるでしょうか。

デメリットは、パーツが予め決められている=フォーマットに沿った形でしか構成できない、という点で、html・CSSが分かる方やクラシックエディターに慣れた方だと、融通がきかないと感じると思います。

そういうこともあって、弊社の事例ではこのGutenbergを利用しているサイトはわずかに2サイトのみで、クラシックエディターを選択するケースがほとんどです。

現状のWordPressはクラシックエディターに切り替えられる使えるので問題ないのですが、クラシックエディターが廃止となり、Gutenbergを使わないといけない、となったらかなり混乱が起こるはずなので、Gutenbergにいつでも移行できる準備をしておこうと思っています。

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