みなさんこんにちは。むらたてつろうです。
企業でWEB担当をされている方のなかには、こんな経験をお持ちの方がいるのではないでしょうか?
自社サイトの更新を頼んだ制作会社から作業完了の報告を受けて、
見ると以前の内容のまま。
「今ページを見ているけど何も変わってないよ?」
と問い合わせると、
制作会社の担当から「キャッシュをクリアすれば変更が反映されます」と言われた。
そして言われた通りにブラウザからキャッシュを削除したらちゃんと更新されていた。
こんなやり取りの経験は、制作側の私にもあるのです。
なぜキャッシュを残しているのか
キャッシュは、一度アクセスしたサイトのデータをブラウザで一時的に保管してページの表示速度が上げる仕組みです。
キャッシュに保存する情報は、htmlやcss、Javascript、画像等のサイト表示に必要な情報です。
コンピュータは、サイトを閲覧する時はまず先に保存されたキャッシュ情報を読み込みます。
キャッシュの有効期限が切れていなければそのままページを表示するという流れとなります。
サーバーにアップされている情報を再度読み込まなくて良いので表示が早くなるという理屈です。
端末のデータ保存量が増えるというデメリットはありますが、通信環境が良くない場合はとくに便利な仕組みだと言えます。
キャッシュの有効期限は、1日~7日、長くて30日といった期間が一般的で、設定期間が過ぎると情報が削除されます。
ちなみに、キャッシュを残してしまっても、ブラウザのシークレットモードでページへアクセスすると、キャッシュ情報は使わないので最新のデータが表示されます。