Facebook、Twitter、Instagramなど、日本での利用者が多いSNSにはいずれも「いいね!」機能がついています。投稿した内容に「いいね!」がたくさん集まると、やはり嬉しいものです。
これらの3つのSNSの中で、現在最も勢いがあるとされているのはInstagramですが、投稿をシェアすることができず、投稿内のテキストから検索することもできないInstagramで「いいね!」を多く集めるためには「ハッシュタグ」を上手に使う必要があります。
しかしハッシュタグの種類は無数にあるのに、ハッシュタグをつけられる数には30個までという上限があります。投稿をたくさんの人に見てもらい、「いいね!」を多く集めるためには、多くの人に探してもらいやすい効果的なハッシュタグを付ける必要があるのです。
使用回数が多すぎるハッシュタグを付けると、ハッシュタグの検索結果一覧からすぐに流れてしまいますし、使用回数が多いものが必ずしも効果的だとは限りません。効果的なハッシュタグ選びはなかなか難しいのです。
そんな中、Instagramのハッシュタグを検索するのをサポートしてくれる『tag genic』というWebツールが誕生したそう。早速使い勝手を検証してみることにしました。
まずは「ラーメン」の写真をInstagramに投稿すると仮定して、「ラーメン」に適したハッシュタグを検索してみます。
「ラーメン」と入力して検索してみると、ズラリとラーメンという文字の入ったハッシュタグが表示されました。一覧の横に表示されている「S」「A]などのアルファベットはどのハッシュタグが今盛り上がっているのかを示しているそうで、ランクが高いものを優先的に選べば多くの人に見てもらいやすくなるそうです。
ただし「ラーメン」に関連するハッシュタグが出るといっても、「つけ麺」「まぜそば」というように関連した食べ物は表示されませんし、「ramen」「noodle」などの英語のハッシュタグも表示されません。あくまでも「ラーメン」という言葉が含まれているかどうかで結果が表示されるみたいですね。正直なところ、これだとちょっと期待はずれかなという感じが否めません。
とはいえ、Instagramで直接ハッシュタグを入力しようとして「ラーメン」と入力すると、候補として表示されるのは先頭が一致しているもののみ。つまり「ラーメン○○」となっているものだけしか表示されないのです。その点『tag genic』では単語のどの部分に「ラーメン」と入っていても一覧表示されたので、Instagramではなかなか見つけられないハッシュタグを発見できる可能性はありそうです。
このようなサービスを提供しているサイトは他にもいくつかあるようで、今後さらに検索機能が強化され、「ラーメン」と検索したら「麺類」「つけ麺」「noodle」などという関連ワードが表示されるようになっていくことは十分考えられるかと思います。(もちろんこの手のサイトより先にInstagram側が実装する可能性もありますが)
実際に使用してみて、ものすごく役に立つとは感じませんでしたが、どんなハッシュタグをつけるか悩んだ際には使ってみると便利そうです。