インターネットの発達に併せるように、サイバーテロやワンクリック詐欺ような新たな犯罪行為や迷惑行為が生まれていますが、最近は「サイバー痴漢」と呼ばれる行為が横行し始めたようです。
これは、近くにいるiPhone同士で通信しデータを送受信するAirDrop(エアドロップ)機能を使って一方的にわいせつ画像などを送りつけるというもの。別名「AirDrop痴漢」とも呼ばれていて、送りつける側の人は画像を受け取った人の反応を見て楽しんでいるのだとか・・・。
痴漢行為ではありませんが、海外では離陸直前の飛行機内で医学生がAirDropを誤操作して死体の写真を周囲のたくさんの乗客と共有してしまい、飛行機の出発が遅れてしまうというトラブルがあったそうです。
知らない人から画像データを送りつけられるのを防ぐためには、AirDropの設定を「受け取らない」に変更する必要があります。
まずは画面下部から上方向にスワイプしてコントロールセンターを表示します。
そして左上の赤く囲った箇所を長押しします。
するとこのような画面が表示されるので、左下のAirDropをタップ。
そして「受信しない」を選択すれば選択完了です。
AirDropをすべての人から受信する設定にしておくと、端末の名前も他の人に知られてしまいます。自分の本名を端末の名前として設定している人は不特定多数の人に自分の本名を知らせている状態にもなってしまうのです。