(2020.1.9 内容更新)
WYSIWYG(ウィジウィグ)はWhat You See Is What You Getの略称です。Google翻訳によると「あなたが見たもの、それがあなたの手に入れたものだ」と出てきます。意味は上記の通りで、入力している内容が、出力と同じかどうかを表します。
パソコンの処理能力が現在ほど高くない時代は、画面上の見た目と、印刷上の出力結果が異なることも多く、この言葉が使われるようになりました。
例えば、Adobe社のイラストレーターというアプリケーションは、今は画面データがそのまま紙に出力できますが、発売当時は線しか表示されず、写真や色の塗りなどは想像しながら作業したそうです。
また、Microsoft社のWordはまさしくWYSIWYGで、みたものがそのまま印刷されるアプリケーションになります。
Webの世界ではCMSの編集画面でWYSIWYGという言葉が使われることがありますが、この言葉自体が使われることも少なくなった印象です。WordPressというCMSをご利用の方は「ビジュアル」という設定画面がWYSIWYGにあたります。
管理画面上で入れた設定がそのままウェブサイト上に表示されます。
また、Google Trendというページで「WYSIWYG」という単語を調べてみると、検索されている数自体はどんどん減っていますが、2019年にも一定数残っていることが確認できます。
2019年11月には一時的に検索数が跳ね上がっています。使われることが少なくなったからこそ、話題になったときに検索した人が増えたのかもしれません。
WYSIWYGについてもっと知りたい方は下記をごらんください。
目次
●他のサイトでの説明
Wikipedia ー コンピュータのユーザインタフェースに関する用語で、ディスプレイに現れるものと処理内容(特に印刷結果)が一致するように表現する技術。とのことです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/WYSIWYG
Weblio辞書 ー 印刷用語としても説明されています。
http://www.weblio.jp/content/WYSIWYG
NTTPCコミュニケーションズ ー なんとも変な用語だけど、から説明が始まっていますが、わかりやすくまとまっています。
http://www.nttpc.co.jp/yougo/WYSIWYG.html
●使い方や場面
WYSIWYGという言葉がよく使われる場面
「WYSIWYGを使ってページ作ってね」
「管理画面にはWYSIWYGは実装されますか?」
「昔はさぁ、WYSIWYGは当たり前じゃなかったのよ。今の若い人たちは楽でいいねぇ」
と、日常生活であまり使わなくなったぶん、知っている人がドヤ顔で使うことも少なくありません。
●復習クイズ
説明がわかりづらい、間違っているなど御指摘ありましたらお問い合わせよりご連絡いただけると幸いです。