(2020.2.13 内容更新)
セッションと聞くと音楽が好きな人はバンドの“音合わせ”を想像してしまうかもしれませんが、Webにおいてはまったく違う意味を持つ言葉になります。
セッションとは、アクセス解析でよく使われる単位のひとつ。
ざっくり言うと、「セッション数=サイトを閲覧された回数」と言うことになります。
ただし、似たような意味を持つ言葉に「ページビュー」「ユーザー数」があり、これらの違いもしっかり把握しておかなければなりません。
今回は、ページビュー、ユーザー数との違いについても交えながら、セッションについて説明します。
目次
セッション、ページビュー、ユーザー数とは?
他のサイトでの説明
復習クイズ
●セッション、ページビュー、ユーザー数とは?
セッション、ページビュー、ユーザー数はいずれもサイトのアクセス数を示す単位ですが、少しずつ意味が異なります。
例えば、ユーザーAさんがあるウェブサイトを以下のように閲覧したとしましょう。
トップページ → メニュー → 料金表 → アクセス → (サイト離脱)
Aさんは1回の訪問で4ページを閲覧していますよね。
この場合、セッション数が1、ページビュー数が4と言うことになります。
セッションは「サイト訪問1回」を指すので、1回の訪問で何ページ閲覧してもセッション数は1となります。
一方、ページビュー数は閲覧したページ数がそのままカウントされるため、この場合は4となるのです。
もうひとつ例をあげます。
【朝】
トップページ → メニュー → 料金表 → アクセス → (サイト離脱)【夜】
トップページ → 問い合わせ → (サイト離脱)
Aさんは今度は朝と夜2回に分けてサイトを訪問しました。
この場合のセッション数は2となります。
そして朝と夜の合計で6ページを閲覧しているため、ページビュー数は6です。
また、朝も夜も同じユーザーAさんがサイトを訪れているので、ユーザー数は1となります。
おわかりいただけましたでしょうか。
●他のサイトでの説明
イラスト付きで説明されているので、わかりやすいです。
http://wa3.i-3-i.info/word1791.html
セッションの数え方について詳しく説明されています。
https://webtan.impress.co.jp/g/セッション
セッション、ページビュー、ユーザー数の違いについて書かれています。
https://wacul-ai.com/blog/access-analysis/google-analytics-method/session-user-pv/
●復習クイズ
説明がわかりづらい、間違っているなど御指摘ありましたらお問い合わせよりご連絡いただけると幸いです。