前回は、Amazonでのお得な検索方法を紹介しました。今回はURLの構造についての説明を。
ランガレWEBの今ご覧いただいているページのURLは
http://wepress.web-magazine.jp/2017/10/04/amazon90off2/ です。
これは 「web.landgarage.co.jp」というサイトの中の 「2017」年の中の 「10」月の中の 「04」日の中にある 「amazon90off2」というページを示します。 スラッシュのマークがそのまま階層構造を示しているわけです。
この「10」を「08」に変えて、それ以下を削除した場合はどうなるか。
http://wepress.web-magazine.jp/2017/08/
ランガレウェブの場合は、 8月の記事一覧が出てきます。 もう少し削って2017が最後に来るようにすると
http://wepress.web-magazine.jp/2017/
2017年の記事一覧が出てきます。 ランガレウェブサイト内には2017年の記事一覧というリンクはないので、 URLの構造を推測して、自分でページを見つけた。ということになります。
サイトのURLを見て、ページを移動したときにどのようなURLになっているかを常に気にしていると 伝えたい情報の意図が垣間見えることがあるので面白いですよ。 このような見方をすると、 リンクに繋がれていないページをみつけたり、 1ページあたり10件しか表示されていないものを100件表示したり、 と色々便利な使い方ができるようになります。
具体例ですが、写真素材等を販売しているPIXTAというサイトがあります。 デフォルトの表示件数は ・25件・50件・100件・200件です。この一覧表示件数ですが、URLの該当箇所から変更できます。 25件表示を1000件にしてみましょう。 25件表示をしているときに表示されているURLのなかには「25」という文字列があります。 これを「1000」に変えてみましょう。
すると、一覧表示数が1000になります。
たくさんの画像を見るときは いちいち次のページへ移動しなくて済むので楽ですよね。 ちなみに、このように数字がいじれないようにサーバー側で制御することもできるので、 実際は数字を変えられるサイトの方が少ないです。
ついでに、URLに関する豆知識をひとつご紹介します。
アマゾンのページに飛んだ時にURLに「-22」という数字がついていたら、日本でのアフィリエイトアカウントが適用されているということです。このまま何かを購入したら紹介者にお金が入る仕組みになっています。たとえば、前回紹介したOffzonというサイトを経由して商品を購入すると、Offzonサイト運営者に紹介料が支払われる、という仕組みです。
ちなみに、大手出版社もやっているんですよ。たとえば集英社の「ドラゴンボール」のページを見てみます。
http://www.s-manga.net/book/4-08-851831-4.html
このページ内の「ネットで注文する」項目のの中のAmazonリンクをクリックすると、ついてますね。「booknavi0e-22」という文字が。 この「booknavi0e」がアフィリエイトIDのアカウント名ということになります。
集英社が直接作ったアカウントか、運営会社が作ったものなのかはわかりませんが、 このサイト経由で購入すると知らずのうちにアフィリエイト売り上げに貢献する、ということになります。
このようにURLは場所を示すだけではなく、紹介アカウント情報を受け渡しすることなどにも使われます。
サイトの仕組みであったり構造であったり、さまざまな情報を知ることができるURL。 知るほどに面白いと思いませんか?