ROI(アール・オー・アイ)とはReturn On Investmentの略で、簡単にいうと「費用対効果」を指す指標です。
Webにおいては主にネット広告の効果を測る指標として使われ、
「広告によって得られた利益」÷「広告費用」
「平均利益金額」✕「コンバージョン数」
などの数式によって算出されます。
またWeb以外のシーンでは、ROIは投資金額に対してどのくらいの利益を得られたかを示す指標(投資利益率)として扱われることが多いです。
例:1000万円の投資をして、それによって得た利益が3000万円だった場合のROIは300%
WebにおけるROIについて詳しく知りたい方は以下をご覧ください。
目次
●他のサイトでの説明
ROIとは – Webマーケティング用語|ferret [フェレット]
https://ferret-plus.com/2124
投資、ネット広告とそれぞれのROIについての解説です。
投資利益率 (ROI)とは|「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典
https://wa3.i-3-i.info/word15738.html
「投資利益率」としてイラストを交えて解説されていますが、シンプルでわかりやすいです。
●ROIの比較例
例えば、ギフト商品を取り扱うECサイトが「お中元 フルーツ」「ギフト フルーツ」のふたつのキーワードで検索連動型広告を出稿したとします。
その結果は以下のようになりました。
1クリックあたりの単価を比べると「お中元 フルーツ」の方が「ギフト フルーツ」より4倍も効率的だったということになりますが、広告経由での売上金額は「お中元 フルーツ」が5万円なのに対し「ギフト フルーツ」は30万円と大きな差ができました。
ROIを比較すると、「お中元 フルーツ」は50%なのに対し、「ギフト フルーツ」は150%となっています。つまり「ギフト フルーツ」の広告のほうが費用対効果が高かったということになります。
このように、クリック数やクリック単価、広告表示回数で比較するのではなく、広告を出稿することでどのくらいの利益があったかを比較する場合にROIを用いるのです。
●復習クイズ
説明がわかりづらい、間違っているなど御指摘ありましたらお問い合わせよりご連絡いただけると幸いです。