皆さんはスマートフォンからメールやLINEなどのチャットアプリでメッセージを作るとき、もしくはSNSに投稿をするときなどに「絵文字」を使用していますか?
普段あまり絵文字を使う習慣がない人は、ぜひスマホを手にとって絵文字のリストを表示させてみてください。ものすごい数の絵文字が登録されていることに驚くのではないでしょうか。
絵文字はもともと日本発のカルチャーですが、現在では共通の絵文字が全世界で使用されていて、全世界で「emoji」として認知されています。そのため、世界中の友人に日本人に送るのと同じ感覚で絵文字を送れるのですが、種類によってはまったく違う意味で受け取られてしまうこともあるので注意が必要です。
さて、この絵文字ですが実は定期的にアップデートされていて、昨年末にもたくさんの絵文字が新しく追加されました。
こちらの画像が昨年末に追加された絵文字のリスト。絵文字が使えるようになった当初は日本人に馴染みのある絵文字ばかりでしたが、このリストを見ると「この絵文字なんだろう……?」と考え込んでしまうようなものが増えてきました。絵文字が「emoji」として全世界で使われているからこそ、といったところでしょう。
そして今年中にさらなる絵文字の追加が予定されているそうで、先日その内容が文字コードの業界規格「Unicode」によって明らかにされました。
新しく追加される絵文字は性別や色の違いを含めると実に230種類にもなるそう。
今回は日本人にあまり馴染みのない絵文字がいくつもありますが、肌の色が異なる人同士のカップルのバリエーションが豊富な点は特に目立っています。
また、車椅子の人や目が見えない人の絵文字も肌の色を選択できるようになっていますし、盲導犬や車椅子の絵文字も追加されるなど、今回のアップデートは人種の多様性に重点を置いていることがうかがえますね。こちらのアップデートは4月以降に行われるそうです。