InstagramやFacebook、TwitterなどのSNSにはそれぞれ個性があり、その中でもTwitterは特に即時性が高いという特長があります。そのためリアルタイムで起きている出来事を調べたり、ユーザーの反応を調べたりするのにはとても役立つのです。
Twitterを使って何かを調べるとなれば、当然検索窓に検索ワードを入力して調べることになります。これだけでも十分有意義な調査ができるでしょう。
しかしTwitterには通常のワード検索だけではなく、あまり知られていない検索方法がたくさん存在するのです。今回はその中からいくつか紹介したいと思います。きっとTwitterでの検索がさらに便利になることでしょう。
- 目次
- (1) 検索結果を日本語だけで絞り込む方法
- (2) 投稿期間を絞り込む方法
- (3) リツイート数の多いツイートを絞り込む方法
- (4) いいね数の多いツイートを絞り込む方法
- (5) ポジティブ・ネガティブなツイートを絞り込む方法
(1) 検索結果を日本語だけで絞り込む方法
Twitterは全世界で使用されているため、英語の検索ワードを入れると英語の検索結果も出てきます。例えば「football」というワードで検索した場合、世界各国のツイートが検索結果に表示されてしまうでしょう。
そんなとき、一緒に【lang:ja】とつけて検索すると日本語だけに絞り込みすることができます。今回の例では「football lang:ja」と検索窓に入れれば、footballという単語が含まれる日本語のツイートだけが表示されます。
(2) 投稿期間を絞り込む方法
Twitterで検索すると最新のツイートから順に表示されるため、過去のツイートを探すのはなかなか大変です。
ところが検索ワードに【since:2011-01-01 until:2011-12-31】とつけると、2011年に投稿されたツイートに絞り込むことができます。sinceは~から、untilは~まで、という意味ですから、片方だけつけて絞り込むことも可能です。
また、特定のアカウント名も一緒に検索窓に入れれば、そのアカウントが指定した期間内に投稿した内容を絞り込むことができるため、自分が「5年前の誕生日は何をしてたか」「東日本大震災のときどんなことをツイートしてたか」なども調べられます。
(3) リツイート数の多いツイートを絞り込む方法
検索窓に【min_retweets:50000 lang:ja】と入れると、日本国内で5万リツイート以上集めている話題のツイートを一覧で表示させることができます。ネットで今何が話題になっているかをチェックしたいときに便利です。もちろん数字は任意で変えられます。
(4) いいね数の多いツイートを絞り込む方法
(3)と同様に、検索窓に【min_faves:50000 lang:ja】と入力すれば、日本国内で5万いいねを集めているツイートだけを表示させることができます。
自分のアカウント名も入れて【@[アカウント名] min_faves:10】と入れると、自分のアカウントで10いいね以上集めた投稿を表示させたりという応用も可能です。
(5) ポジティブ・ネガティブなツイートを絞り込む方法
ツイートの内容がポジティブなもの、ネガティブなものを判別して絞り込むということもできます。
例えば検索窓に【ボーナス :)】と入力するとボーナスに関するポジティブなツイートのみが表示され、【ボーナス :(】と入力すれば逆にボーナスに関するネガティブなツイートのみが表示されます。自社製品やサービスなどの反響を調べるときに便利かもしれませんね。
Twitterは即時性が強い反面アーカイブが弱いという特徴がありますが、これらのテクニックを使いこなせば、ある程度はフォローできるのではないでしょうか。また、これらのテクニックは基本的に組み合わせることもできるというのも便利です。
気になるテクニックがあったらぜひコピーして試してみてください。