スマホの普及により今やSNSは一部の人が楽しむものではなくなりました。情報を集めるためや海外と気軽につながるツールとしてなど、SNSを目的に応じて使い分けることも当たり前となっています。
そんなSNSでは単語や短い文章でやり取りするため略語が頻繁に使われます。しかし、海外とも気軽につながるSNSゆえ、「これどういう意味?」と分からない略語も。
そこで今回は、ネットでよく見かける英語の略語やSNSのハッシュタグをいくつかご紹介していきます。
まずはこちらで腕試しですよ。いかがでしょうか。皆さんはすぐにピン!ときましたか?
1.FB
2.IG
3.YT
4.B2B
5.B2C
1から3は、ネット上で展開されているサービスの名称の頭文字をつなげた略語です。
1: Facebook(フェイスブック)実名登録して、現実の知り合いとネットで交流するサイト
2: Instagram(インスタグラム)主に写真(や短い動画)の共有サイト
3: YouTube(ユーチューブ) 動画の共有サイト
このパターンは他にもこのような略語があります。
FAQ :Frequently Asked Questions(よくある質問)
ASAP :As Soon As Possible(できるだけ早く)
FYI :For your information(参考までに)
それから4と5ですが、こちらはビジネスパーソンには簡単だったかもしれませんね。
4: business to business 企業が企業を相手に行う取引
5: business to consumer 企業が個人消費者を相手に行う取引
数字の2とtoの発音が同じことから文字が数字に置き換えられています。このような置き換わりは数字の4や8のパターンも存在します。
B4 :before
B4N :Bye For Now(またね)
Gr8 :Great
さてここからはSNSで使われているハッシュタグの略語をご紹介していきます。どれも頻繁に使われているハッシュタグばかりです。みなさんはいくつご存知でしょうか。
1.#bae
2.#omg
3.#ootn
4.#foodgasm
5.#fff
ハッシュタグって何?という方は、こちらのページに解説があります。あわせてお読みくださいね。
参考:ハッシュタグとは?Web用語集
ではひとつずつご説明していきます。
1.#bae
baeは英語のスラングで「ベイ」と読みます。babyなどが由来といわれており、愛おしい存在の人やモノを指す言葉です。彼氏や彼女という意味でも使われています。
2.#omg
Oh my God つまり、オマイガー!とビックリした時などに使われる言葉ですね。アルファベットの頭文字をつなげた略語です。
3.#ootn
Outfit of The Nightの略です。こちらも2と同様、頭文字の略語です。夜の服装、ファッションのコーディネートという意味です。イベントやパーティなどの装いの写真を投稿するときに使われています。
4.#foodgasm
こちらはfoodとorgasmが合わさったハッシュタグです。食事をして満たされた気分、つまり、食べて幸せ!といった意味として使われています。
5.#fff
follow for follow の略です。「フォローしてくれたら、こちらもフォローを返しますよ」という意味です。#f4fと表記されることも。
ちなみに各ハッシュタグを検索してみたところ、以下の件数がヒットしました。
1.#bae :15,966,099件
2.#omg :19,626,610件
3.#ootn : 8,915,246件
4.#foodgasm :39,633,738件
5.#fff :43,955,894件
#tokyoは38,274,506件、#osakaは10,964,396件ですから、上記5つの頻出度合いが分かるかと思います。
こちらでご紹介した略語は、公式な場やビジネスシーンでは使わないかもしれませんが、知っておいて損はありません。略語は知らないと「わからない」もの。敬遠せずに少しずつでも知っている略語を増やしてみてはいかがでしょうか。