わかるようでわからない、Cookieとは?キャッシュとは?

Cookie(クッキー)は、Webページなどで、ブラウザに情報を保存するための仕組みの1つであると、1年ほど前紹介しました。

Cookieって食べるクッキーのこと?
http://wepress.web-magazine.jp/2017/04/19/cookie/

「Cookieとキャッシュって何が違うの?」と複数の方から質問を受けたので、改めて整理してみたいと思います。

Cookie(クッキー)って何?

Cookie(クッキー)とは、Webサイトを訪問したユーザーの情報を一時的に保存する仕組み、またはそのデータのことをさします。ブラウザには、ID、パスワード、メールアドレス、訪問回数などが保存されます。

通販サイトにアクセスしたときに、すでにログイン状態になっていることや、以前カートに入れた商品がそのまま残っているのは、Cookieによって再訪問したときにユーザーを特定しているからなのです。

キャッシュとは違うの?

似ているけど違うものとして、キャッシュがあります。
キャッシュとは、閲覧したWebサイトのhtmlやCSS、画像などのデータを一時的に保存する機能で、保存しておくと2回目に同じWebサイトに訪問したときにWebサイトを表示するスピードがアップするため、1回目より閲覧しやすくなる仕組みです。

Cookieとキャッシュの違いとしては、簡単に言うと「一時的に保存する情報の種類が異なっている」ことになります。
CookieはID、パスワードなどユーザーがブラウザに入力した情報やユーザーを特定するための情報などを保存しており、キャッシュはユーザーが見たWebサイト自体のデータを保存しているのです。

まとめると・・・

Cookieやキャッシュには一時的に情報が保存されています。2回目以降、同じWebサイトを訪問したときの情報入力の手間を省くことや、表示スピードがアップするなどの効果があります。

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