AIで効率化したのに見えない赤字は年間2兆円? 気になる調査結果

生活情報

AI

AIやデジタルツールを使ってさまざまな仕事を効率化できるようになりました。

しかし、積極的に活用するあまり画面を見る時間が増え、目の不調を感じる方も増えているのだそうです。

医療法人先進会が発表した「目の不調がもたらす『見えない赤字』実態調査」の結果によると、生産性は逆に下がり、目の不調による「見えない赤字」が日本全体で年間約2兆円もあるという試算も出ているのだとか。

先進会が発表したニュースリリースからご紹介させてください。

目の不調がもたらす「見えない赤字」実態調査(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000037.000144652.html

仕事中に目の不調を感じる人は74.4%

『目の不調がもたらす「見えない赤字」実態調査(医療法人先進会調べ)』によると、仕事中に目の不調を感じる人は74.4%。

さらに、目の不調によって文字を拡大したり、作業を中断したり、数字を確認・修正したりといった余計な作業が発生した人は49.8%にのぼりました。

そのほか、目の不調による業務への影響など、具体的なデータもいろいろ紹介されています。

目の不調で日本全体が失った金額は2兆円!?

こうしたワークロスを経験した人では、失われる時間は1日平均20.9分。年間に換算すると約72.7時間にもなるといいます。

これを金額に換算すると、1人あたり年間約19.16万円のロスと試算され、日本全体での「見えない赤字(推計経済損失額)」は年間約2兆円にもなるのだそう。これは名目GDPの約0.3%に相当するのだそう。

しかも、生成AIを週4日以上使う人は、目の不調によるワークロスの経験率が64.6%。AIを利用しない人の28.0%と比べ、約2.3倍という結果が出ているようです。

これらのデータは発表元の医療法人先進会による推計であり、実際に2兆円の経済損失が確認されたわけではありませんし、AIが目の不調を引き起こしているとも断言できません。

ただ、確かに個人的にも目の疲れを感じることは以前より増えている気がしますし、興味深い数値だと感じました。

AIを取り巻く環境は目まぐるしいスピードで進化を続けています。しかし自分自身はその環境に飲まれすぎず、目のケアも忘れずにおこなうことも大切なのかもしれません。

調査結果のポイント

①74.4%が仕事中の目の不調を実感。約2人に1人(49.8%)が「再確認」「作業中断」などのワークロスを経験。
②ワークロスによる「見えない赤字(推計経済損失額)」は約2兆円。名目GDPの約0.3%に相当。
③業務効率化の死角。AIヘビーユーザーでは、目の不調によるワークロス経験率がAI非利用層の約2.3倍。
④ペーパーレス化など、デジタル化に伴う働き方の変化で「目の負担が増えた」と感じる人も。
 生成AIを含む業務効率化ツールの導入率60.0%に対し、目の不調に対する支援の導入率は38.0%。

調査概要

調査名:目の不調がもたらす「見えない赤字」実態調査
調査対象:全国20〜59歳の被雇用者(会社役員を含む。自営業・フリーランス/非就業者を除く)
スクリーニング調査:5,064名
本調査:500名(仕事でデジタルデバイスの画面を週3日以上かつ1日4時間以上使用する層)
回答者属性:平均年齢39.2歳/男性48.2%・女性51.8%
調査方法:インターネット調査
調査期間:2026年8月28日〜8月30日
調査主体:医療法人先進会

アバター画像

Webライター野島

このライターの記事を見る

ライター兼Webディレクター。ライティングは真面目な記事からくだけた記事まで、どんなジャンルでも読みやすさを第一に心がけて書いています。 最近はアレンジレシピ関連の仕事もひっそりとこなしているらしい。

前の記事

記事一覧に戻る