「やっぱり出たか」と思ったアプリを見つけました。
LUMIX Flow
App Store
https://apps.apple.com/jp/app/panasonic-lumix-flow/id6739859628
Google Play
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.panasonic.jp.lumixflow&hl=jp

アプリの基本性能をチェック
LUMIX Flowは、Panasonic社が出す動画撮影/制作用アプリ。
説明サイトでは「撮影の流れを“見える化”するアプリ」と紹介されてます。
しかし僕としては、“撮影のための絵コンテアプリ”と呼びたい。
LUMIX(Panasonic社のカメラシリーズ)と連携すると、撮影計画から実際のカメラ操作までを一貫して管理できます。
ただし、このアプリはカメラと繋がなくても、単体で絵コンテ作成アプリとして十分に使えるのがポイントです。
スマホ上で構図や人物の位置を配置でき、
ドラマ、ミュージックビデオ、ドキュメンタリーなど、いろんなタイプの動画に対応。

撮影現場で
「あのカット撮った?」「どんな構図?」
がすぐ確認できるのは助かります。
僕はLUMIXユーザーではないので、連携機能は試せませんが、
それでもアプリ単体で絵コンテ制作ツールとして十分実用的です。
単体で絵コンテアプリとして使ってみる
絵コンテって、突き詰めれば「人をどこに配置するか」の計画です。
アプリ内で、人物の配置をあれこれ計画できます。

人やカメラを自由に動かせる点がいい。
向きを変えたり、立ち位置を調整したり、感覚的に構図を試せます。
(人によっては)紙に描くより、ずっと早い。
さらにテンプレートも用意されていて、
「どう撮ればいいか分からない」と悩む人にも助けになるでしょう。
使い方を想定してみる
撮影慣れしている人には、
「こんなの要らない」と思われるかもしれません。
でも、動画の撮影で、担当者と撮影者など、頭の中をそろえるのに役立ちそう。
現場での“共通のイメージ共有”に使える感じがします。

ショットリストを作って、撮影順や内容を整理。
並べ替えや追加・削除も。
PDFで共有できるので、ネット上でやり取りしたり、印刷して配るのも簡単。
絵が描けなくても、「こんな感じで撮りたい」が共有できるのは大きいでしょう。
まとめ
LUMIX Flowは、絵が苦手な人の撮影計画をサポートしてくれそうです。
ただ、映像の肝は、”流れ”。
一つ一つのショットのつながりで感情を作ります。
LUMIX Flowは、その”つながり感”まではフォローしてくれません。
けれど、そこを考えるのが人の仕事であり、面白いところ。
絵コンテをずっと教えてきた身として、
こうしたアプリの登場は素直にうれしい。
撮影の準備が少しラクになれば、
動画づくりを楽しむ人は、もっと増えるはずです。
LUMIX Flowの解説ページ
https://panasonic.jp/dc/lumix-flow.html


