WEB制作会社にいると、「サーバーが落ちた」という連絡を受けることがありますが、調べてみて本当にサーバーが落ちていたことはほとんどありません。
サーバーが落ちる、とは、
・サーバー自体の処理超過による、コンピュータの停止。
・サーバー自体に電源が入っていない。停電等で電気が切れる。
などサーバーというマシン自体が停止していることを指します。
連絡を受けてよくあることとしては、
1.端末がネットに繋がっていない。
ノートパソコンのWifiをOffにしていた、と言うことがあります。
2.ネットワーク自体に障害が起きている。
WEBサイト自体が落ちているわけではなく、ネットワークの障害。
この場合、該当サイト以外にもアクセスできなくなるサイトがたくさんあります。
3.同時アクセスの上限数に達している。
レンタルサーバーの共用プランなどを使用していると発生することがあります。
よく表示されるメッセージは「Service Temporarily Unavailable」「503 Service Unavailable」。
4.存在しないページにアクセスしている。
404エラーとも言います。
存在しないURLにリンクを貼っている場合など、存在しませんという表示が出ます。
サーバー側の文言設定をしていない場合、「404 Error – Not Found」などと表示されるため、サーバーが落ちたと思ってしまう方が多いです。
ちなみに404については用語集で説明していますので、興味ありましたらご覧ください。
それでは「落ちた!」と思って困った場合、どうするべきか。
まずは、落ちたと思われれる画面のスクリーンショットを、詳しいと思われる人に送ってみましょう。
案外、エラーメッセージから判断できることがたくさんあります。