2021年1月15日から16日にかけて、トンガで発生した大規模噴火の影響で日本の多くの地域に津波警報・注意報が発令されました。多くの方のお手持ちのスマートフォンに速報で警報を伝える「エリアメール」が届いたのではないでしょうか。
もし届かなかったという方は、端末の設定がオフになっているという可能性があります。特に緊急地震速報は地震発生の数秒前に受信できるだけで、さまざまな被害を防ぐ効果があるとされています。
エリアエールの設定方法については、過去の記事で紹介しています。
スマホの緊急地震速報が鳴らないときの対処法
こちらをご確認いただき、通知がオフになっている場合は必ずオンに設定しておきましょう。
しかし、あまり執拗に通知メールが届くのも考えもの。特に神奈川県では、今回のトンガの大規模噴火による津波警報・注意報を伝えるエリアメールが15日深夜から16日朝にかけて何度も送信され、受信をした多くの方が「うるさくて眠れない」と設定をオフにしてしまったようです。
神奈川、鬼のように緊急速報大量に鳴らしてくるの意味あるのか……??
逆に通知オフにする人続出で、いざという時に……みたいな事態にならなければいいけれど。 pic.twitter.com/Sp5FJI00ce— よしとし (@yuuukingdom) January 15, 2022
津波警報だか津波注意報だか知らんが、神奈川県は完全にバグってる
通知しすぎ pic.twitter.com/RRm8yOunxA— おたまじゃくし46 (@4aa82jXJmcMWs8l) January 15, 2022
神奈川県民以外に説明するとこれ通知飛んでくるたび最大音量でスマホが鳴ってる状態です
こういうことすると通知切って本当に必要なときに無視されるって散々学んできたんじゃないのかよまったく pic.twitter.com/Xk6SQcCmlp— ここたん (@koko_derememo) January 15, 2022
この件は、神奈川県知事がTwitterで「委託業者が誤ったプログラムを設定していたこと」が原因だったと説明していますが、あまりにうるさくて通知をオフにされては意味がありませんよね。
そしてもっと怖いのは、今回をきっかけに通知をずっとオフにしてしまい、いざというときに緊急メールを受け取れなくなってしまうことです。今回の通知がうるさくて設定をオフにしたという方は、必ず元に戻しておくようにしましょう。