取り扱っている商品やサービスのプロモーションとしてTwitterを活用している企業はとても多いです。今や大手企業は当然のように公式Twitterアカウントを開設し、企業の魅力を発信し続けています。
しかしTwitterを始めてみたはいいけど、フォロワーも増えなければツイートを誰にも見てもらえない。ただ闇雲に投稿をしていても成果を出せない可能性が高いでしょう。
そんなときにはTwitterのマーケティングツールを試してみてもいいかもしれません。
Twitterのマーケティングツールの定番「SocialDog」
Twitterのマーケティングツールにはいろいろなものがありますが、そのなかでも定番として知られていて、無料プランも用意されている「SocialDog」を試しに使ってみることにしました。
SocialDogではフォロワーの管理や分析、投稿やフォローバックの自動化、設定したキーワードを含むツイートの収集、いいねやリツイートを集めたツイートの解析など、あらゆる面からTwitterの運用をサポートしてくれるのです。
もちろん無料版では機能にさまざまな制限があるのですが、無料プランにも2パターンあります。ひとつはずっと無料で最低限の機能を使えるプラン。もうひとつは7日間だけ有料プランをお試しできるプラン。なので、まずは永年無料のプランを試し、便利だと感じたら7日間無料プランを試してみるといいでしょう。
無料のLiteプランを使ってみた
SocialDogの登録方法は簡単で、解析したいTwitterアカウントとSocialDogを紐付けるだけ。登録が完了するとすぐダッシュボードにさまざまなデータが表示されます。
大きく表示されているのはフォロワー数やフォロー数、新規フォロワーや新規フォロー、さらにフォロワー解除された数の推移がわかる折れ線グラフ。
こちらは登録した日から集計が始まるので、何日か経過しないと表示されませんが、フォロワーの増減を視覚的に確認することができてとても便利です。
「SocialDog」の運用でやるべきことは「おすすめアクション」として表示されます。
Twitterのアカウントはフォロワー数が多いほど人気があるアカウントということになりますが、フォロワー数よりもフォロー数(自分がフォローしているアカウントの数)が多いと見栄えが悪く思われる傾向があります。「おすすめアクション」として表示された「非アクティブなユーザーをフォロー解除」「フォローバックされていないユーザー」をフォロー解除」のアクションは、その数字を簡単に調整できて便利でした。
こちらは「非アクティブなユーザー」の一覧画面です。フォローしているけど指定した期間Twitterを使っていないユーザーが一覧で表示され、リストからワンクリックでフォローをやめることができます。
こちらで調べてみると、思いのほかたくさん放置されているアカウントが見つかりました。フォローしているアカウント数が気になる方は、もう使われていないアカウントをフォロー解除していけばすぐにフォロー数を減らせます。
同様に、相互フォローをするという約束でフォローをしたのに、いつの間にかフォローを外しているというアカウントも「フォローバックされていないユーザー」から見つけ出すことができますし、「新規フォロワー解除」からはフォローを外された人を新着順で表示させられます。こちらも解除すれば容易にフォロー数の調整ができます。
設定したキーワードを含むツイートの収集ができる「キーワードモニター」という機能は無料のLiteプランでもワードつまで登録することができました。常にTwitter上で情報を収集し、投稿を一覧で表示してくれるので便利です。
自社名や商品名などを登録しておけば、Twitter上での反応にすぐ気付くことができます。自社のホームページのドメイン(URL)をキーワードとして登録すること可能でした。
Liteプランでもできることが多い!
ここまで紹介した機能は永年無料のLiteプランでも使用できる機能になります。これだけでも用途によっては十分役立ちますし、他の機能はどのようなデータが収集できるのか気になるようになりました。
有料プランの無料体験は7日間限定なので、収集できたデータをしっかり分析できる余裕のあるときに試してみようかなと思います。