撮影した写真をネット上に投稿するとき、誰かの顔などが写っていたらみなさんはどうしていますか?
昔の価値観なら何も気にせずそのままアップしても気にする人は少なかったかも知れませんが、実際にはプライバシー侵害や肖像権の問題もありますし、トラブルの原因となってしまいます。
かといって、パソコンで画像編集ソフトを使ったり、アプリをわざわざインストールして加工したりするのは面倒ですよね。
iPhoneの写真アプリには写真に線を描ける「マークアップ」機能もありますが、ぼかしやモザイクよりもクセが強めに仕上がってしまい、これもちょっと微妙です。

ブラウザで画像加工できるツール「MSKD」
いつも面倒だと思いながらも、結局私はパソコンで写真加工することが多いのですが、先日便利な写真加工ツールの存在を知りました。

こちらは「MSKD」という写真加工アプリで、デザインプラットフォームの「Figma」の中の人が開発したそう。写真を選択するとブラウザ上で画像にモザイクやボカシ、スタンプなどを入れることができ、そのまま端末に保存することができるのです。いちいちアプリをインストールしたり、サービスに会員登録する必要もありません!
Figma Make + Gemini 3 Proで写真加工アプリつくりました。アップした写真にモザイクやブラー、顔文字スタンプ、グリッチをかけられます。画像はブラウザ上で処理されるので、どこかに保存もされません。
映り込んだ人をマスクするのにぜひ!👆https://t.co/UP8dR7h4Ew pic.twitter.com/1fvl8IsqKi
— Hiroki Tani / Figma (@hiloki) November 20, 2025
一瞬で加工&保存ができて便利!
使い方も直感的で簡単。画像を選んだあとはブラシのサイズを設定し、モザイク、ぼかし、スタンプ、グリッチを選択して、画像の上をなぞるだけ。

画像を加工したら右下のアイコンから保存できます。一瞬で面倒な加工作業が終わりました!
ちなみに上の画像はボカシ処理をしたものですが、モザイク、スタンプ、グリッチだと以下のような仕上がりになります。



いずれも細かい調整はできませんが、パッと画像処理をしたいときには十分。画像はブラウザ上で処理され、ウェブ上にアップロードされないのでセキュリティ的にも安心です。スマホからも問題なく操作可能ですよ。


