ついに睡眠時間もゲームする時代に! 「ポケモンスリープ」体験レビュー

7月20日にリリースされたスマホゲーム「ポケモンスリープ」が注目を集めています。

「ポケモンスリープ」はポケットモンスターシリーズの新作で、その名の通り睡眠時間を活用したゲームです。

インターネットの普及と回線の高速化によって現在デジタルコンテンツは飽和状態。ゲームだけでなく、自宅にいながらスマホひとつで映画やドラマを見たり、音楽を聴いたり、漫画や雑誌を読んだりできるようになりました。

そのため、今やゲーム制作会社は競合のゲーム会社だけでなくすべてのコンテンツ制作者がライバルとなり、ユーザーの時間を奪い合いをしていると言われています。が、まさかついに睡眠時間にもコンテンツを消費させる動きが出てくるとは!


いったいどんなものなのかと実際にアプリをインストールして体験してみたところ、基本的には睡眠中にアプリを立ち上げたままにしておいて睡眠の質を測定するのがベース。その内容によっていろいろなポケモンが集まってくるというコレクション要素の強いゲームとなっていました。


毎日続けて測定していくといろいろな種類のポケモンが現れるようになったり、ポケモンたちがいろいろな表情の寝顔を見せるようになったりするようです。

ポケモンが好きな人ならこれでも十分楽しめそうなのですけど、正直なところ別にファンじゃないとそこまで熱中しないかも……と感じてしまいましたが、ベースとなっている睡眠の質を測定する機能はなかなか面白いかも。

スマホのマイクを使って拾った音をベースに睡眠の質を測定するのですが、どのくらい深い眠りにつけていたかをグラフで確認することができました。

また、どんなタイプの睡眠だったかをポケモンのイラストで教えてくれる機能も。

そして寝ている間に一定以上の音量を検出した録音データも確認することもでき、SNSを確認してみると寝言やペットの鳴き声が録音されていたという声もちらほらと見つかりました。

これもなかなか楽しい機能かもしれませんね。

あくまでも音声ベースでの睡眠測定になるので、Apple Watchと連動した睡眠管理アプリなどよりは質が落ちるかとは思いますが、ゲームを始めたついでに測定できるのなら悪くないのではないでしょうか。「ポケモンスリープ」は基本無料でプレイ可能となっています。

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