先日、友人のプロカメラマンとゆっくり話をする機会がありました。
近況の話を聞いてみると、最近はSNSが普及した影響でプライベートだけでなくビジネス用のアカウントを開設している方も増加。仕事として写真を撮影・投稿している人が増えているため、友人は最近いろいろな人から写真撮影のアドバイスを求められているそうです。
ビジネスでは活用していないという方も、美味しいご飯の写真をSNSに投稿している人は多いでしょうし、どうせなら少しでもきれいな写真を投稿したいと考えるのは割と普通の思考かもしれません。
そのカメラマンの友人は実際にどんなアドバイスをしているかというと、いいカメラ機材を揃えるよりはスマートフォンのカメラで十分なので、照明を用意したりライティングを気にしたりすることのほうが大切と伝えているそう。SNSに投稿する程度の用途なら、最近のスマホカメラでも十分すぎるほどの写真が撮れるそうです。
そして同時に、商売を始める方に資金を融資してくれる会社「日本政策金融公庫」が発行している「写真の撮り方ガイド 飲食店編」という無料の出版物を紹介しているそう。
この「写真の撮り方ガイド」は公式サイト上でもPDF版を無料でダウンロードできるのですが、昨年にはTwitterで「勉強になる」と話題になったこともあります。
日本政策金融公庫、なかなか良い資料を無料で公開してくれている。これは勉強になる:売上アップにつながる写真の撮り方ガイド飲食店編https://t.co/qThvGVEAR4 pic.twitter.com/oe88KY6Njz
— ぽんタブ │ NIPPON-BASHI SHOP HEADLINE │ 大阪・日本橋 (@dendentown) November 21, 2021
写真の撮り方ガイド 飲食店編|日本政策金融公庫
https://www.jfc.go.jp/n/findings/pdf/phototech_guide_restaurant.pdf
冊子では被写体への光の当て方で写真の印象が大きく変わることや、光の当て方などについて解説。どんな写真を撮れば被写体が美味しそうに見えるか、見本の写真をたくさん交えながら丁寧に検証されています。
私自身、食べ物の写真を撮影する機会は割と多く、普段からきれいに撮れるように意識していたつもりでしたが、この冊子で得た知識を活かしたら写真の質が見違えるほど上がったので驚きました。
飲食店編となっていますが、メルカリなどのフリマサービスに商品を出品している人などにも役立つ知識が多く掲載されていますので、ぜひ参考にしてみてください。
また、日本政策金融公庫の公式サイトでは「SNS活用ガイドブック」「パート・アルバイト採用定着必勝マニュアル」「人材育成の手引」などなど、さまざまな出版物が無料で公開されています。いずれも以下のページからダウンロード可能です。
出版物|日本政策金融公庫
https://www.jfc.go.jp/n/findings/kokumin_publications.html
※画像は「写真の撮り方ガイド 飲食店編|日本政策金融公庫」より引用