話題のお手伝い習慣化アプリ「PIGUCHI」を試してみて感じたこと

親「ちょっと、○○手伝って~!」

子「え~、今××しているところだから無理~。」

といったやりとりは、どこの家庭でも普通に起きていることでしょう。

ほとんどの親は「子供に積極的に、なおかつ気持ちよくお手伝いをしてもらいたい」と思っているのではないでしょうか。

そんなときに使うとお手伝いが習慣化されて便利だと話題の「PIGUCHI(ピグっち)」というアプリがあります。

https://piguchi.com/

PIGUCHIについてざっくり説明すると、ブタの貯金箱に毎日のお手伝いを登録し、お小遣いを貯めていくアプリです。子供が興味を持ちやすく、親子にお手伝いとお金について考える機会を持たせてくれるそうです。

もちろん金銭についてはアプリケーション上の仮想の数字として貯まっていくだけで、口座への振込などとは連携していません。一切課金せず安心して利用できます。

早速、子供と使ってみました。

※2021年2月現在、PIGUCHIはiOS専用アプリとなっています。

インストールと利用の準備

まずはAppStoreで「PIGUCHI」と検索し、インストールしてみます。

インストール後は、子供が行うお手伝いをアプリに登録していきます。

このお手伝い登録はアプリを使い始めてからでも可能ですので、まずはデフォルトのお手伝いメニューで利用を始めても問題ありません。

実際にPIGUCHIを使い始めてみた結果

実際にアプリを使い始めてみると、子供はアプリにお手伝い完了を入力したいため、子供が前向きにお手伝いをしてくれるようになりました。

お手伝いが習慣化されて親としては助かりましたし、「お手伝いってなんだろう」「なんでお手伝いをしなくちゃいけないんだろう」と考える機会や、親子で会話する機会も増えました。

また、子供はアプリ内でお金を貯めていくことで、労働と対価という資本主義の基本を学ぶことができたように感じます。

ただし、PIGUCHIを利用するにあたって、お手伝いに関する各家庭でのルールは先に定めておくべきとも感じました。例えば、ひとつのお手伝いを兄弟姉妹で取り合うような事態は避けたいですよね。作業量なども考えてあげる必要はあります。

そして、お手伝いに関する両親のスタンスも事前に話し合っておくべきですね。「そもそもお金のためにお手伝いをすることは正しいのか?」などの共通認識がずれたままPIGUCHIを使いはじめてしまうと、振り回されてしまうのは子供たちです。

最終的にはアプリを通じて親の考え方を子供に伝えることになるので、親も備えておかないと子供にどう考えてほしいのか上手く伝えられない、というのが素直な感想でした。

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