興味・嗜好に合わせて記事が表示されるGoogle Discover

スマートフォンのアプリでGoogleを開くと、検索窓の下に記事がずらりと並んでいます。
あなたの興味が湧く記事ばかりが並んでいるのに、気が付くはずです。

それもそのはず。Googleがあなたの検索動向や興味などのデータをAIで集積して、最適な記事を表示させているからです。

この機能をGoogle Discoverと言います。

あなたが何かについて検索しようとした時に、予期せずに、検索キーワードとは関係のない、しかし関心のある情報をキャッチできる可能性があるのです。

例えば私の場合は、ゲームやアニメのことを良く調べます。
ですから当然Google Discoverにもアニメやゲームに関しての記事が表示されます。
ブログサイトに関する事も良く調べるので、それに関連する記事も表示されます。

検索の目的とは関係が無かった、「ブームは既に腐り始めている、日本企業の『猿でもできるDX』が本当にやばい」という仕事に参考になる記事を読めたのは、私がIT全般に興味を持っていると判断されたからです。
行動エリアの地域情報の記事も表示されていて、位置情報が影響していることもわかります。

当然、こういった表示を好まない人もいるでしょう。
その場合は、Google Discoverの表示をOFFにする事も出来ます。

Google Chromeの設定画面

なお、Google Discover はAndroidとiOSのGoogleアプリ、GoogleChromeに表示されています。

SEOとともに意識

一方、WEB制作者の視点でGoogle Discoverを捉えるなら、より効果的なWebを目指すためにはSEO(検索エンジン最適化)対策とともに、Google Discoverも意識した制作運用が必要になってきました。

次の記事のような事例が狙って出来るのかも知れません。

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