10月から飲食業界を支援する「Go To Eatキャンペーン」が開始されました。が、詳しい利用方法についてあまりアナウンスがなかったような印象を受けているのは私だけでしょうか。
先日、私の両親を招いて早速キャンペーンが適用される食事をしてきましたが、両親は「高齢者にはまったくわからない」と完全に諦めてしまっていました。3人で6000円くらいの食事をして、この日だけで実質3000円分のポイントがキャッシュバックされたというお得なキャンペーンなのに、よくわからないから別にいいやと思ってしまうのは実にもったいない!
高齢者に限らず「面倒だから」と利用を検討していない方は多いようですので、今回は「これだけ押さえておけばキャンペーンを利用できる」というポイントを紹介します。
Go To Eatキャンペーンの使い方を解説
Go To Eatキャンペーンを利用するためには、オンライン飲食サイトを経由しての来店が条件とされていますが、この時点で「よくわからない」「面倒くさい」と感じてしまう方が多いようです。
オンライン飲食サイトとは「ぐるなび」「食べログ」「ホットペッパーグルメ」など、Googleなどで飲食店を検索したときによく表示されるグルメ情報のポータルサイトのことです。
これらのサービスを経由してオンライン予約をするのが条件となるのですが、予約をするためにはまずそれぞれのサイトの会員登録をする必要があります。
いろいろなサイトを利用してみて、個人的には「ホットペッパーグルメ」が最も情報を探しやすいと感じたので、今回はホットペッパーグルメを例に出しながら解説していきます。
会員登録はページ右下に用意されているボタンからおこないます。必要な情報を入れ進めて登録を済ませてください。
ログインできたらサイト内にたくさん設置されている「Go To Eatキャンペーン」のバナーを押し、特設ページへと移動します。
特設ページを開いて少しだけ下にスクロールすると「対象のお店を探す」というプルダウンメニューがあります。こちらで店を探したい都道府県を選択してください。
するとキャンペーンを利用できるお店が表示される……のですが、埼玉県で絞り込んだら1,000軒を超える飲食店が表示されてしまいました。東京都で絞り込むと1万件に迫る数が表示されてしまいます。
これではどうにもなりませんので、左のメニューの「エリア」にカーソルを合わせましょう。「大宮・さいたま新都心」「浦和・武蔵浦和」「所沢」などと大まかなエリアに分かれているので、さらに絞り込みたいエリアをクリックします。
「浦和・武蔵浦和」エリアに絞り込むと約170軒まで店舗を絞り込むことができましたが、ここからさらに駅ごとの結果に絞り込むことができます。
このようにして「北浦和」エリアだけに絞り込んだ結果、店舗を26軒まで減らすことができました。このくらいまで狭まれば店を選びやすいですね。また、エリアだけでなく店のジャンルから絞り込むこともできます。
もっと簡単に検索できればいいのに……とは思いますが、期間限定のキャンペーンということもあってか親切な検索システムが用意されているサイトは見当たりませんでした。
また、ほかのサイトはキャンペーン対象店舗の掲載数がホットペッパーグルメよりも少ない印象を受けました。せっかく調べても利用できる店舗がなければ何も意味がありませんし、そういう点でも個人的にはホットペッパーグルメがベストかなと思います。
あとは利用したい店のページを開き、人数や日時などの情報を入力して予約をするだけです。コースは「席のみの予約」でも問題アリません。
各ページには電話番号も掲載されていますが、電話での予約だとキャンペーンの対象外になってしまうので要注意。なるべく早めに予約を済ませておくか、当日でもネット予約可能な店舗を探すといいでしょう。
そして予約当日にランチタイムなら一人あたり500円以上、ディナータイムなら一人あたり1000円以上の食事をすれば、それぞれ一人あたり500円、1000円相当のポイントが後日予約者にまとめて付与されます。
さらに、付与されたポイントを使って食事をしてもランチ500円なら相当、ディナーなら1000円相当のポイントが再び付与されるため、職場近くでランチタイムに利用できる店などを見つけることができれば、とんでもなくお得に利用し続けることができてしまうのです。
まずは近くでどんな店がキャンペーンに参加しているかを調べてみてはいかがでしょうか。また、サイトによって掲載されているキャンペーン対象店舗が違うことも多いので、慣れてきたら「食べログ」「ぐるなび」などのサイトでも探してみることをおすすめします。