世界中で猛威をふるい始めた新型コロナウイルス。特にここ2週間程度は感染のスピードを抑制するために極めて重要な時期だとされ、政府が全国の小中学校を臨時休校するよう求めたり、コンサートやイベントが続々と中止になるなど、国全体で感染の拡大を防ぐ取り組みが行われています。
そして企業なども時差出勤や在宅ワークの積極的な通知を求められています。しかしその重要性は認識していたとしても、簡単に在宅勤務などできるはずもないという企業も多いのではないでしょうか。
意外と簡単に始められる「Web会議」
業種によっては在宅ワークのしようがない仕事もありますが、実はどんな方でも簡単に、しかも無料で「Web会議」を行うことはできます。
満員電車に乗って取引先に向かわなければならない商談を、お互いの自宅でできるWeb会議に置き換えることができれば、当然感染リスクを抑えられるでしょう。
今回はWeb会議におすすめなサービスを3つご紹介いたします。
1. Whereby(旧appear.in)
私のまわりで最も多く使われている印象が強いのはWherebyというサービスです。
英語のサイトなので抵抗を感じる人もいるかもしれませんが、会議を始める側の人がアカウントを作成しておけば、招待される側の人は指定されたURLを開くだけでWebカメラを使ってWeb会議に参加できるのでとても便利です。
プランは3種類用意されていますが、無料プランでも4人同時に会議ができますし、時間制限もないので、簡易的な打ち合わせには十分でしょう。会議をしながら画面の共有もできるので、資料を共有しながら打ち合わせることも可能です。
導入の仕方と基本機能の使い方については以下のサイトで詳しく紹介されていました。
おすすめweb会議ツール「Whereby(旧appear.in)」使い方入門|Remote Work Labo
https://www.remotework-labo.jp/2018/02/appear-in-for-beginner/
2. ZOOM
ZOOMも無料で使えるWeb会議ツールですが、Web会議に参加する人が全員アプリをダウンロードしなければなりません。
ただし、その分音質や画質が安定しやすく、フリープランでも最大100名が同時に会議に参加することができるというメリットもあります。
フリープランで複数人での会議を行う場合は最大40分という上限がありますが、再度立ち上げることで再び40分利用することができるため、フリープランのままでも十分使い続けられます。
アプリを導入しなければ始められませんが、サイトが日本語に対応しているので、人によってはWherebyよりも気軽に使えるかもしれません。
導入の仕方や基本的な使い方は以下のサイトをご参照ください。
web会議ツール「Zoom」とは?使い方1から解説します|Remote Work Labo
https://www.remotework-labo.jp/2018/01/zoom_beginner/
3. Skype
近年ではLINEやFacebook Messengerなど、さまざまなSNSでも無料通話ができるようになりましたが、その先駆けとして世界中で利用されていたのがSkypeです。複数人でのビデオ通話も可能なため、いち早くからSkypeを利用したWeb会議を行っていたという企業も少なくありません。私が以前に取引をしていた企業でも週に一度Skypeを利用したWebミーティングを行っていました。
同時にビデオ通話に参加できる人数は25人となりますが、全員がアカウントを作成しておかなければなりません。
ただし、古くからあるサービスなので、アカウントを保有している人が多いのはメリットといえるでしょう。Web会議を開こうと考えた際、参加者の全員がSkypeアカウントを持っていればすぐにWeb会議を開くことができるのはとても便利です。
少人数で試してみるならWherebyからがおすすめ
このほかにもさまざまなWeb会議サービスがありますが、これからWeb会議を導入しようと考えている方はまず今回紹介した3サービスを無料で試してみるといいでしょう。
特にWherebyは誰か一人がアカウントを開設さえすれば、URLを共有するだけで会議を始められるので、最も気軽に試せるWeb会議サービスといえるかもしれません。
実際に使ってみて無料プランで事足りるのであればそのまま利用し、もっと本格的に導入したいと考えるのであれば有料プランへのアップグレードや、さらに高性能なサービスを検討してみてください。