スマホで動画を撮る時、みなさん、スマホを縦で撮ってますか?横にして撮ってますか?
おそらく、「縦で撮る」方が圧倒的だと思います。
ニュースなどで一般の方が撮った動画が流れることがありますが、やっぱりほとんど縦動画ですね。
これはおそらく、普段スマホを縦で使ってるからそのまま縦で撮ってるだけ、というシンプルな理由だと思います。
つまり、特に深く考えていない。
そこで今回は、縦がいいのか、横がいいのかについて少しだけ考えていただこうと思います。
特に、動画を仕事で使おう、少しでも効果的に使おうと考えてる方に向けて。
* * *
縦と横。
これを考えるには、「撮った動画をどこで公開するのか」がキーになります。
実際に、縦動画と横動画がそれぞれどう表示されるか見てみましょう。
YouTubeとfacebookを取り上げます。
まずは多くの方が撮る「縦動画」から。
縦動画
<YouTubeで公開>
・パソコンで見ると、両側に黒いスペースができる。
<facebookで公開>
・パソコンで見ると、両側にスペースができる。*1
・スマホで見ると、同じく両側にスペースができる。*2
*1,2:写真と動画で表示が違うこともあるようです。
また、スマホの機種によって縦横サイズも違いがあるため、表示はいろいろなパターンが考えられます。
続いて、「横動画」はどうでしょうか。
横動画
<YouTubeで公開>
・パソコンで見ると、無駄なくきれいに表示される。
<facebookで公開>
・パソコンで見ると、普通に横長に表示される。
・スマホで見ても、普通に横長に表示される。
* * *
いかがだったでしょうか。
まとめると、横動画はYouTubeでもfacebookでも無難。
縦動画は、どうしても両側に無駄なスペースができてしまう。
ホームページに、YouTubeの動画を埋め込むなら、YouTubeでの表示に準じます。
つまり、ホームページには、横動画の方が合うでしょう。
「縦動画は表示に注意!」
これが、僕の(今の)結論なんです。
スマホでfacebookを見る場合に限り、横動画より縦動画の方が目に入るサイズが大きい(と感じます)。
製品などをより大きく見せたい、縦を生かした動画、なんて場合には、縦動画はPR方法として正解の一つだと思います。
例えばフルーツパフェなどは効果的ではないか。
一方で、個人的には顔のアップは注意が必要かなと思ってます。
時々、フェイスブックで知らない人のドアップの顔が現れてギョッとすることも。
Instagramは正方形に近い表示なのでまた特殊ですし、縦動画をメインとしたメディアもあります。
Twitterはどうかなど、公開場所によってそれぞれの特性を知っておくといいですね。
でも、ここで「こうしよう」と書くことはできないんです。
理由は2つ。
1)個人の好み、何を撮るかによって変わるから
2)動画を公開するメディアは増え、今あるものもどんどん変化していくだろうから
動画の上手い下手は、画質や機材ではなく、こういった見せ方の部分も大きいんですね。
撮影スキルだけでなく、「見せ方スキル」も磨いていきましょう。
私のプロフィールをご覧ください。
こんな活動をしています。
http://wepress.web-magazine.jp/2019/06/23/5570/