いよいよ今年も残すところあとわずか。街中ではクリスマスソングが流れ始めましたね。これからSNS上ではクリスマス関連の投稿が増えてくることでしょう。
Merry Christmas!
Happy Christmas!
Merry Christmas and Happy New Year!
英語は日本語よりもシンプル。ストレートに思いを伝えられるのがいいところです。日本語でのメッセージの末尾にアクセントとして差し込むだけで、なぜかおしゃれに感じられるのも英語の魅力です。
ただ、Merry Christmas以外の表現(フレーズ)が分からない、Merry Christmasの後をどう続けて書けばいいのか分からない、という人は多いのではないでしょうか。
今回は、Merry Christmasに続けて使える気の利いたフレーズをご紹介します。さらに誰でも簡単に表現の幅を広げる方法についてもお伝えしますよ。
今年のクリスマスは、英語でのSNS発信にチャレンジしてみませんか?
基本文は2つ。単語の入れ替えでバリエーションを増やそう!
Merry Christmasの後に続ける表現(フレーズ)のひとつ目はこちら。
Hope you have a great holiday (with your family)!
(ご家族と共に)素敵な休日をお過ごしください。
まずは、hopeを使って「誰々が~であってほしい」という願いをあらわすフレーズのご紹介です。
hope+主語+動詞
このように中学校で習う文法を使って表現できます。
さて次は応用編です。これでバリエーションの幅が一気に広がります。greatの部分を以下の単語に置き換えるだけですから簡単ですよ。
<置き換え例>
wonderful:
⇒Hope you have a wonderful holiday!
⇒Hope you have a wonderful holiday with your family.
(ご家族と共に)すばらしい休日をお過ごしください。
ほかにも、このような単語で置き換えると…様々なシーンで活用できますよ!
special:特別な
amazing:すごい、感動的な
happy:しあわせな
enjoyable and relaxing:楽しく、くつろげる
peaceful and restful:平穏で落ち着いた
Merry Christmasの後に続ける表現(フレーズ)のふたつ目はこちら。
May your holidays be filled with joy and happiness.
クリスマスが喜びと幸せがたくさん満ちたものになりますように。
may+主語+動詞の原形
助動詞mayを使った形で祈願文と呼ばれています。グリーティングカードではよく見かけますが、日常会話ではあまり出てこない表現です。意味はHopeを使ったフレーズと同じで、願望を込めた表現となります。
さてここからは応用編。先ほどと同様に、joy and happinessの部分を以下の単語に置き換えてみましょう。
<置き換え例>
hugs, happiness and lasting memories
⇒May your holidays be filled with hugs, happiness and lasting memories.
クリスマスが幸せで思い出に満ちたものになりますように
そのほかには、以下のような単語でも置き換えが可能です。どれもこれも英語らしい表現です。
all your favorite things:あなたの好きなものすべて
love and cheer:愛と喝采
love, light and laughter:愛と光と笑い
special times:特別な時間
gift-giving, family visits and parties:プレゼントを囲んでの家族団らん
warm moments and cherished memories:心が温まる瞬間や大切な思い出
festivities and plenty of merry enjoyment:お祝い行事やたくさんの楽しいこと
番外編:くだけた一言フレーズ
番外編として、少しくだけたフレーズのご紹介です。クリスマスディナーの定番料理を「たくさん食べて楽しんでね!」というニュアンスを伝える表現です。
Eat lots of cake! :たくさんケーキを食べて楽しんでね。
Eat lots of turkey! :七面鳥をほおばって楽しんでね。
Eat lots of mashed potatoes! :マッシュポテトを思いっきり食べて楽しんでね。
こちらも食べ物の単語を入れ替えるだけで、さまざまなメッセージを作ることができるのです。仲の良いお友達に、ぜひ送ってみてくださいね。
お相手がキリスト教徒ではない場合は、宗教色のないメッセージを
日本ではクリスマスは単純なお祭りと捉える人が多いですが、クリスマスはキリスト教のお祝い事であることを忘れてはいけません。
世界各国の祝日を見ても、アメリカ、ドイツ、ブラジルなどの国は12月25日を祝日としていますが、中国、エジプト、ベトナムなどは祝日ではありません。
参考:https://www.ana.co.jp/ja/jp/inttour/support/info/holiday/
外国人にメッセージを送る際、相手の宗教がわからない場合は、キリスト教色を感じさせない表現が無難です。
Merry Christmas → Happy Holidays / Season’s Greetings
せっかく送ったメッセージで相手の気分を損ねてしまっては本末転倒ですかご注意ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。MerryChristmasの後に一文を添えるだけで、英語らしいメッセージに早変わりすることがお分かりいただけたかと思います。今年のクリスマスには、是非、英語でSNS発信してみてくださいね。
皆さまにとって、素敵なクリスマスになりますように!