パワーズオブテンという動画をご存知でしょうか?
公園で寝転がっている男性を真上から写した映像から始まり、ズームアウトしていき宇宙の果ての世界まで到達します。その後ズームインしていくとミクロの世界にたどり着きます。
文字にしてしまうとシンプルですが、最初に映像を見たあとは世界の見え方が変わった気がしたほど衝撃を受けました。
▼パワーズオブテン(公式動画)
https://youtu.be/0fKBhvDjuy0
家具デザインで有名なチャールズ・イームズ夫妻がIBMの資金協力を受けて作った動画です。
パワーズオブテンとウェブを見比べると理解しやすい
パワーズオブテンの受け取り方はさまざまだと思いますが、「視点」や「自分=存在とそれ以外の関係」という観点で捉えると、宇宙と人間とミクロ(分子・素粒子)の構造イメージは下記の図のような整理ができると思います。
それに当てはめてウェブの世界を表現すれば下記の図のようなイメージになります。
今回お伝えしたいのは、このように構造を把握しておくと良いのではないかという私の考えです。
異なる方向からの視点や関係性を構造図としてインプットすることの利点は、Webサイトとその周囲でも活きてくると思うのです。
何より、こういった理解をしていると、
何か起きたときにどの範囲で起きていることなのか判断がつきやすいし、
早く解決に向かうことができるのです。
例えば、家のオーブントースターを使おうとして電気がつかない時に、
・トースターが壊れている
・コードが切れている
・ブレーカーが落ちている
・発電所が止まっている
などいろいろ原因が考えられます。
これも
発電所の稼働⇔ブレーカーの動作⇔家電
と理解しておくと、原因を特定しやすいのです。
パソコン・ブラウザ・ウェブサイトの関係については
次回、もう少し具体的に説明します。