いいなと思った広告ポスターを、また見たいと思ってスマホで検索したら、その特設サイトのデザインにがっかりしたことがありませんか?
ポスターはカッコ良かったのに、そのデザインのスマートフォンサイトを見たら、なんだか伝わらない構図になっていた、そんな事例は案外あります。
遠目に見られることを想定して、シンプルかつ大胆に構成されたポスター。キャッチコピーなどの配置要素が、あるべき場所に効果的にデザインされていることではじめて、印象的で、よく伝わる、カッコ良いプロモーションに仕上がるのですが、同じ比率のままスマホ用に縮小するのには無理があったのでしょう。
SEO対策として切り取られたキャッチコピーのテキストは、平打ちテキストのようにただ置かれただけでメッセージ性が無くなってしまいます。
怖いのは、このスマートフォンサイトのイメージだけが印象付けられること。ポスター掲示がプロモーションのメイン展開だったのにも関らず、スマートフォンサイトでしか見なかった人に誤解を与えてしまうこともある、ということに注意しなければなりません。