「.com」「.net」「.co.jp」「.jp」など、webサイトの開設に必要なドメインに は、いくつも種類があります。
最近だと、「.shop」「.club」などのドメインも登場していて、例えば、カレー屋さんが「http://curry.shop」というURLでサイトを開設したり、日本野鳥の会が「http://yachou.club」というサイトを持つ、というようなことができます。
一昔前だと、太平洋に浮かぶ国「ツバル」のドメイン「.tv」を、アメリカの企業がこの使用権をツバルから買い取り、その資金を元にツバルが国連に加入し た、という話もありました。
ドメインの種類は500種類以上あると言われていますが(!)、これだけたくさんあると何を選んでいいか分からないですよね。しかし、基本的には以下のように考えて良いと思います。
企業のコーポレートサイト → .co.jp
その他のサイト → .com/.net/.jp のどれか
理由は以下の通りです。
■企業のコーポレートサイト → .co.jp
「.co.jp」は法人が登記がされていないと取得が認められないドメインです。言い方を変えると、誰でも取得できてしまう「.com/.net/.jp」あたりと比べ「企業が登記されていることを確認済」という信用のあるドメイン、という言い方ができます。ということでコーポレートサイトなら「.co.jp」がおすすめです。
■その他のサイト → .com/.net/.jp のどれか
これは単純明快で、誰もが見たことがあるドメインだから、が理由です。冒頭で書いたように「.shop」や「.club」だと馴染みが薄いので、少し不安感がありませんか?.comや.netはインターネット黎明期から使われているため、一般的な信用度があると言えます。
ちなみに、
.com → 「commercial」の略で、商用利用全般を推奨しているドメイン
.net → 「network」が語源で、キャリアやプロバイダなどネットワークインフラ関係の企業、サービス等の利用がメインですが、サッカー元日本代表の中田英寿さんが「nakata.net」を使ったことで、一般的になった
.jp → 文字通り、日本に所属している企業やサービスに向けたものというのが本来の意味合いです。