セキュリティソフトウェアサービスを展開するトレンドマイクロ社は、2020年8月25日よりLINEを使った情報セキュリティーサービス「ウイルスバスター チェック!」の提供を開始しました。
こちらは無料でURLの安全性チェックとメールアドレスの流出チェックができるサービスとなっていて、LINEアカウントを追加するだけで簡単に利用できます。
URLの安全性をチェックできるサイトはこれまでにもありましたが、LINEで友人にメッセージを送るような感覚で気軽にチェックできるところが利用のハードルを下げています。
筆者も実際に利用してみました。
「ウイルスバスター チェック!」を実際に使ってみた
まずはLINEで「友だちの追加」を行います。
「@trendmicro_vbcheck」または「ウイルスバスター チェック!」で友だち検索して追加しましょう。
※スクリーンショットはandroid版のLINEの画像です。
チェックしたいURLやメールアドレスはトーク画面から送ります。左下にあるキーボードのアイコンをクリックし、URLやメールアドレスを入力してメッセージを送れば結果が送られてきます。
実際にURLを送って試してみました。まずは安全性の高いURLを送った場合です。
現時点で危険性が確認されていないサイトだと即座に返ってきました。
一方、以下は詐欺メールなどに貼られているURLを送った場合です。
同じく即座に「危険な可能性が高いサイト」と診断されました。URLを開く前に一手間挟むだけで、フィッシング詐欺などの被害にあう可能性を低くすることができそうです。
さらにメールアドレスのチェックもしてみました。
過去に個人情報流出の被害にあったことのないメールアドレスだとわかって一安心です。
もし過去に流出していたことが判明したら、すぐにパスワードを変更するなど対策したほうがいいでしょう。
セキュリティ事故を未然に防ぐための手助けをしてくれる
メールやSMSに記載されているURLがクリックしても良いものかどうかを判断し、フィッシング詐欺などの被害を未然に防ぐことは、インターネットを利用する上での最低限のITリテラシーです。
もしその判断に自信が持てないときは、こちらのサービスを使ってみてはいかがでしょうか。