YouTubeショートがブロックされた。

「YouTubeショート」は、スマホで全画面表示されてスクロールで見ていく人気の縦動画です。
「YouTubeショート」は、180秒以内とされていますが、先日122秒の動画をアップロードしたところYouTubeにブロックされて動画を視聴できなくなりました。

「著作権侵害の申し立て」とは違う

YouTubeの管理画面を確認すると「著作権保護対象のコンテンツが含まれている」からブロックした、という表示でした。
動画は完全なオリジナルだし、音楽は有料で購入したものなのに、です。

従来のYouTube動画では「著作権侵害の申し立て」と表示されたことがありました。

  ◎購入した音楽素材なのにYouTubeにアップロードしたら『著作権侵害の申し立て』の表示が出た
  https://wepress.web-magazine.jp/2021/09/10/20210910/

「著作権侵害の申し立て」は、使用音源が YouTubeの著作物データベースに登録されている誰かの著作物ですよという「申し立て」であり、禁止ではありません。
購入し許可を得た音源であれば堂々と動画を流し続けて問題ありません。

しかし、今回は「ブロック済み」となって、そもそも視聴ができません。

60秒にしたら公開された

調べてみたら、昨年「長さが 1 分を超えるショート動画で、種類を問わず有効な Content ID の申し立てがあるものについては、全世界の YouTube でブロックされます。これらの動画は YouTube で再生できず、おすすめにも表示されません。また、収益化の対象外となります」とYouTube側のポリシー変更が発表されていました。

Content ID(コンテンツ・アイディー)とはYouTubeの著作物データベース&管理システムで、アップロードされた音楽や映像が権利者の著作物を含んでいないか検知・照合するものです。
勝手な推測ですが、YouTubeショートが60秒制限だったことがあって、当時のYouTubeと権利者が「60秒ならこの曲使っていいですよ」という契約が残っているのかな。

仕方ないので、122秒の尺を60秒以内に編集しなおして、問題なく公開されました。

本文と関係ない話

ところで。
Content IDは「コンテンツID」、YouTube Shortsは「YouTubeショート」です。単数形の英語が複数形の日本語になり、複数形の英語が単数形の日本語になっています。
こういう本来の意味を曖昧にして日本語表記を決める、原語への敬意を欠くから私は嫌いです。

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