iPhoneの機能って気がついたらいろいろ増えてたりするものですよね。先日、標準搭載されている「ボイスメモ」のアプリを操作していたら、いつの間にか文字起こし機能が搭載されていることに気づきました。
調べてみると、iOS 18.0以降から機能が追加されていたようです。こちらがリリースされたのは2024年9月。「ボイスメモ」はよく使っているのに全然気づかなかった!
特に設定せずとも文字起こしが保存される

文字起こし機能は特に設定をせずとも使うことができます。保存されている音声データにフキダシのアイコンがついていれば、その音声のテキストデータを表示可能です。

文字起こしを表示するには「…」アイコンをタップしてメニューを開き、「文字起こしを表示」をタップするだけ。
精度はそこまで高くないが便利!

するとこのように音声を文字起こししたデータが表示されます。
2025年現在、最先端の文字起こしツールを使うと話者が自動で振り分けられたり、AIが文章を整えてくれたりするので、それと比べればさすがに精度は劣ってしまうかもしれません。
しかし、テキストデータと音声がリンクするようになっているので、テキストをタップすれば該当部分の音声をすぐ聞けます。上手に文字起こしできていない部分をすぐに確認することができるのです。

上手に認識されていれば、という条件こそつきますが、文字起こしデータ内でワード検索することもできます。
少なくともざっと読めば何の話をしているのかわかるレベルでは文字起こししてくれますし、無料でここまでできるのであれば十分という気がしますね……!
会議やインタビューを録音し、文字起こしデータをそのまま議事録や記事として使うことは難しいかもしれませんが、ちょっとしたメモを残したいときにボイスメモを録音しておくだけで役に立ったりするかもしれません。
詳しい機能や使い方はAppleのサイトをご確認ください!
◆iPhoneでボイスメモの文字起こしを表示する|Apple
https://support.apple.com/ja-jp/guide/iphone/iph00953a982/ios