はじめまして、やまぐちです。
台湾に住んでから中国語の勉強にはまっています!
趣味は読書とドラえもんのグッズを集めること。
ワインとビールが大好きです。
さて、
私が台湾に引越したのは、コロナ禍真っ只中の2022年。
大きな飛行機に乗っていた乗客は20人いたかどうか。空港では厳しい検査と大量の消毒液を吹きかけられ、一定期間の隔離もしていた時期でした。
語学学校でのできごと
隔離が終わって行動の制限もだんだんとなくなり、中国語の勉強を始めたときのこと。
「私の趣味は〇〇です」という文章を語学学校で習い「私は読書が好き」と言ったところ、日本語ペラペラな30代半ばの台湾人先生が「どんな本が好きなの?」と質問されました。
ここは台湾。真っ先にオードリー・タンのことが頭に浮かび、私は意気揚々と「オードリー・タンの本!」と答えました。
その際の先生の反応が忘れられません。
「・・・誰?」
よくよく話を伺ってみたところ、名前が日本と違いました。日本では「オードリー・タン」と言いますが、台湾では「唐鳳(タン・フォン)」と言うそうです。ただそれにしても「ああ、デジタル大臣に居たよね」という薄い感じの反応でした。
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オードリー・タンと言えば、幼い頃からコンピューターの分野で頭角を現し、2016年台湾史上最年少の35歳で閣僚に就任、デジタル担当大臣となった方です。
2020年、コロナ禍が本格的になり始めた頃、国民がマスクを平等に手にできるよう在庫を可視化したシステムを数日で作り、日本で注目を集めた人物です。
日本では「マスクの買い占め」や「高額転売」などが起きていましたよね。
関連書籍は日本で複数出版されていて、台湾に住む以前に数冊読んでいました。その功績や考え方に興味を持っていました。
20代男性、50代女性にも聞いてみたけれど
台湾人先生とのやりとりの後も、「日本語ペラペラでは無いけれど、意思疎通に困らない20代後半男性」や、「日本語8割中国語2割で意思疎通をはかる50代女性」など、属性の違う方達にも聞いてみましたが、2人とも似たような反応で、20代男性に至ってはほぼ知りませんでした。
私が聞いてみたのはたった3人です。もっともっと多くの人に聞くことができたなら結果は違ったのかもしれませんが、聞いた3人があまり知らないということに、日本では有名だけど本国では違うの?と衝撃を受け、現地でしか知ることができない貴重なできごとになりました。