「私はロボットではありません」のチェックを悪用した詐欺に注意! 対処法は?

インターネットでメールフォームを使ったり、アンケートに答えたりするとき、以下の画像のようなチェックボックスが表示されたことはないでしょうか。

「私はロボットではありません」というチェックボックス。これはスパムが大量に送信されることを防ぐためにGoogleが提供している「reCAPTCHA v2」というサービスで、多くのサイトで使われています。
※現在は「reCAPTCHA v3」という、基本的に操作をせずとも人間かロボットかを判別できるように進化したものが主流となっています。

何かを送信する前にこのチェックボックスが表示されたら、みなさんは迷わずチェックを入れてきたでしょう。

ところが、恐ろしいことに最近はこのチェックボックスを悪用し、フィッシング詐欺やマルウェア感染を目論む手口が広まっているというのです。

チェックを入れると変な画面が表示される

先日、X(旧Twitter)で話題になっていた体験談がわかりやすかったのでご覧ください。

こちらのポストによると、「reCAPTCHA v2」っぽく見えるチェックボックスにチェックを入れると、「リクエストを確認するには 以下の手順に従ってください」と書かれた画面が表示されたようです。

※画像引用元:銀の字さん(@gin_no_ji)

ここで指示に従って操作をしてしまうと、PCがマルウェアに感染し、PCが乗っ取られてしまう可能性があるのだそうです。

これ、本当に巧妙にできているんですよね……。

本物の「私はロボットではありません」というチェックボックスも、チェックをしたあとに「信号機の画像を選んでください」「横断歩道の画像を選んでください」などとタイル状の画像が表示され、もう一段階チェックをされることがありますよね。

このように、チェックボックスをチェックしたあとにもう一段階操作をすることに、多くの人は違和感を持たないのです。

いつもと同じように指示に従って操作をしていたら、いつの間にかPCを乗っ取られてしまう。そんな恐ろしい手口が広まっているとは……!

本物の「reCAPTCHA」の見分け方は?

実は、この非常に紛らわしい手口も確実に偽物だと見分ける方法があります。

本物の「reCAPTCHA」はロボットではないことを証明するために、パソコンのシステムを触らせるような「キーボードのショートカット操作」を要求することは絶対にありません。

本物が要求するのは、あくまで「マウスでのチェック」や「画面上のタイルのクリック」、あるいは「音声の聞き取り」だけになるため、キーボードの操作を要求してきた場合は確実に偽物ということになります。

これだけ覚えておけば絶対に引っかかることはありませんので、ぜひ覚えておきましょう。

アバター画像

Webライター野島

このライターの記事を見る

ライター兼Webディレクター。ライティングは真面目な記事からくだけた記事まで、どんなジャンルでも読みやすさを第一に心がけて書いています。 最近はアレンジレシピ関連の仕事もひっそりとこなしているらしい。

前の記事

記事一覧に戻る