WEB制作においての「校了」とは?

こんにちは山形のWEBデザイナー菅野です。

みなさん「校了」ってご存知でしょうか?
デザインの現場でよく使われている言葉の1つで
「校正が完了すること」を意味します

クライアントがデザインを確認し
修正するところが全てなくなりデザインOKの時に
制作者に向けて使います

↓こんな感じで使われます

◆デザイナー「デザイン修正案になります。いかがでしょうか?」
◆クライアント「修正確認しました。校了です」

我々デザイナーは
この「校了」をいただくために日々がんばってる訳です😅

元々は、印刷用語で
校正が終わり、印刷をしてもかまわない状態になることを意味していました
今では印刷だけでなく、動画制作やWEB制作の現場においても幅広く使用されています

最近 WEB制作においての「校了」について考えさせられる案件がありました
デザインがなかなかうまく進まず
ページ数が多かったこともあり
1年近くデザイン校正をしていた案件でした
やっと デザイン「校了」をいただき
その後 コーディング作業を進め
一通り完成したものをテストアップして先方に確認していただきました

◆クライアント「最終確認含めて 打ち合わせをお願いいたします」
◆クライアント「あと少しで完成ですので、もう一息協力お願い致します」

先方からの感触は良さそうなので
最終調整をして公開までいけそうです(^^)

しかし 打ち合わせ当日…

「文字修正お願いします」…文字修正問題ないです
「文字修正お願いします」…結構多いな💦
「文字修正お願いします」…んっ💦
「テキスト差し替えお願いします」…えっ💦
「ここのレイアウトを変更…」…おいっ💢

デザイン「校了」出してんじゃんよ〜
正直この手の修正はコーディング後ではなく
デザイン校正時に出して欲しかった…
特にレイアウト変更なんかは、デザインし直すので2度手間なんすよ〜😭

この案件はデザイン担当は私でしたが
コーディング担当は別の作業者だったため
修正指示をまとめるだけでも かなり時間がかかりました😭

ただ、この件に関しては クライアントが一方的に悪いという話ではなく
「校了」に対する認識のズレによるもの
事前のコミュニケーションが足りなかったと反省しました😓

完成後でも修正ができるWEBの場合
印刷においての「校了」とは、少し違う認識になってしまうのかもしれませんね

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