お客様と話していて、御社ではSEO対策をされていますか?と本当によく聞かれます。
しているけれど「うまく説明できないなぁ」と思っていたのですが、
ふと気づきました。
SEO対策と婚活パーティは、構造が似ている。
SEO対策が婚活パーティ、Googleはパーティ主宰者
SEO対策が婚活パーティだとすれば、Googleはパーティの主宰者です。
Webサイトは出席者の私で、競合Webサイトが私以外の出席者だと考えて説明してみます。
まず、
Webサイトのインデックス登録を行ってGoogleに認知されることは、パーティの参加申し込みにあたります。
これを行わないと始まりません。
パーティの主宰者は、婚活パーティがうまくいくように、各参加者の情報を表示します。
たとえば肩書きや年収をネームラベルに書いたり、参加者リストを渡したり。
ですから、私が主宰者に情報を知らせておくように、Webサイトの情報、特徴やジャンルをあらかじめGoogleに対して伝えておくことが重要です。
検索ユーザーが求める情報を出すように適切に調整するのが検索エンジン、Googleの役割です。
婚活パーティでモテるための対応・事前準備もSEO対策です。
年収、職業、家柄、性格の良さ、気遣い、話の面白さ、身につけているものなど要素がいろいろあるように、SEO対策も要素が複合しています。
SEO対策を、パーティ参加者の行動にたとえると…
・Googleサーチコンソール登録→主宰者に最低限の指示を仰ぐこと
SEOの問題点を指摘してくれるサーチコンソールは、モテるためのヒントを教えてくれる講師のようです。
・title→第一印象が大切
検索結果でまず見られるのがtitle。これは参加者の職業や肩書き、出身地、見た目、趣味などに近いものがあります。
・description→自己紹介
descriptionはtitleの下に表示される説明文。第一印象で引きつけたあとの自己紹介に近いかもしれません。ここで目星をつけて、フリータイムでしっかり話す。という流れかと思います。ここがいい加減だとサイトに訪問してもらえない確率が上がります。
・altの設定→脱毛
altは、写真が表示されない時の代替表示に使うものです。画像検索時にも関係してきます。
ちゃんと脱毛しているかは、服の下のことなので見た目ではわかりません。
・サイト構造がわかりやすい→話がわかりやすい
サイトのナビゲーションがしっかりしていると、迷うことがありません。会話も同じですね。
・文章がしっかりしている→気遣い
相手に伝わる言葉を使うことは、Webも婚活も同じように大切です。
・デザイン→おしゃれ
これは言うまでもありませんね。
・被リンク→友達が多い・評価が高い
被リンクは、他のサイトからリンクをしてもらうことですが、
どう言う人と知り合いなのか、というのが近いかもしれません。
直接的なものはSNSのフォロワー数でしょう。
・写真が綺麗→容姿端麗
Webも人も、最初の印象というものは大きいものです。
間違った対策例
・とにかく被リンク→有名人と一緒に撮った写真ばかりをSNSでアップ
・質の悪いリンク→反社会勢力とのつながり
・スペックしか載せない→自分の言いたいことだけをいう人
・文章が異様に長くて読みづらい→知識ばかりを披露する人
婚活の目的は結婚相手を探すことなのに、脱毛ばっかりしていたらダメですよね。
似たようなことをSEO対策でやってしまうことはよくあります。
見た目だけ整えて、中身がスカスカというのも現実でもWebでもよくあること。
中身があった上での対策が重要と言うのをお忘れなく。
なんて偉そうに語りましたが、婚活パーティへ行ったことはありません。