現在新型コロナウイルスが世界中で猛威を奮っています。
世界保健機関(WHO)も国際緊急事態を宣言し、日本でも感染者が確認されました。まだまだ被害が拡大していくことが懸念されています。手洗いうがいを念入りに行なったり、マスクをつけたり、一人ひとりが感染を予防するために最善の対応をしなければなりません。
そんななか、全国各地のドラッグストアやスーパーなどからマスクが姿を消して話題となっています。
大阪からマスクが消えた。世紀末かよ pic.twitter.com/2MzbZuLlAj
— JIN 27 (@JINKAWAGUCHI_) January 30, 2020
私の住む田舎町でもマスクがない
新型コロナ予防じゃなくて、
花粉症の娘にさせるマスクがない#マスク売り切れ pic.twitter.com/6tGEBwPMFu— にゃんこまんま (@hachiwarenototo) February 1, 2020
感染を防ぐためにマスクを買い込んでおくのは予防のために必要な行動ですが、マスクを買えない人が出てくるような状態になるのはある意味自分の首を絞めるような行動となってしまうでしょう。
古くは1973年のオイルショックでトイレットペーパーの買い占めが問題となったように、日本では過剰な買い置きがたびたび問題となってきました。ところが今回はマスクを大量に買い込みをしている人のなかにネットで転売することを目的にしている人も多くいるというのですから驚きです。
マスクなんかを転売して儲けになるのでしょうか。実際にフリマアプリのメルカリを検索してみると、いつもドラッグストアで見かけるようなマスクが本当に超高額で取引されていました。
こちらは100円ショップのダイソーで販売されているマスクなので普段なら税込110円で購入できますが、メルカリでは約2,000円で落札されていました。なんと10倍近い価格で売れています。
これだけ高額になっても購入する人がいるということは、それだけマスクを必要としている人がいるということ。マスクの生産が追いつくようになるまでは当分この状況が続くことでしょう。
スマートフォンやネット決済の普及、さらにメルカリを代表とするフリマアプリの登場によって、誰でも簡単に物を売ることができるようになりましたが、このように日用品を転売する人もかなり増えているように感じます。
100円ショップのマスクを10倍の価格で売れるのなら私もやろうかな……なんて考えてしまう人もいるかもしれませんが、絶対ダメ!
メルカリの規約では「通常の経済的価値と著しくかい離した販売価格により商品を出品すること」は不適切行為として禁止されています。
削除されている例も出てきているようですので、どんなにマスクが必要な場合もこれらの商品は購入せず、あまりにひどい場合はメルカリの事務局に通報することも大切です。