20年後に起きた2000年問題? 年越しとともに壊れたガラケーが話題に

wePRESSをご覧の皆さま、あけましておめでとうございます。

早いもので今年は2020年。ミレニアムだとか、20世紀から21世紀に変わるとか騒いでいた2000年のお正月から20年も経ったと思うと感慨深いものがあります。

さて、そんな20年前の話ですが「2000年問題」という問題が世間を騒がせたことを覚えてますでしょうか。

2000年問題とは西暦が1999年から2000年に変わる際にコンピュータが2000年であることを正常に認識できなくなり、予期せぬトラブルが起こる可能性があるとされた問題のことで、1990年代末期に使用していたコンピュータプログラムの訂正が世界規模で行われました。

その結果として大きなトラブルは起こらずずに済んだのですが、その2000年問題の再来ともいえる事態が2020年になった瞬間に、一部のガラケーユーザーの間で起きていたようです。

2020年に来れなかったガラケーたち
https://twitter.com/i/events/1212738202974351360

リンク先で紹介されているガラケー端末は2020年に変わった瞬間に一斉にエラーを起こし、時計が止まり、アラーム機能が使えなくなるなどのバグが発生してしまったようです。

これはガラケー端末のカレンダー機能が2019年までしか用意されていなかったことが原因だそう。2020年を表示させることができず、結果として時計機能が止まってしまったのです。まさに20年前に心配されていた2000年問題と同じ事態が2020年になって起こったというわけですね。おそらく当時のガラケー開発者はまさか2020年まで端末が使われると思っていなかったのでしょう。

というわけで今年もwePRESSではWebに関するさまざまな情報をお届けしていきたいと思います。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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