wePRESSをご覧の皆さま、あけましておめでとうございます。
早いもので今年は2020年。ミレニアムだとか、20世紀から21世紀に変わるとか騒いでいた2000年のお正月から20年も経ったと思うと感慨深いものがあります。
さて、そんな20年前の話ですが「2000年問題」という問題が世間を騒がせたことを覚えてますでしょうか。
2000年問題とは西暦が1999年から2000年に変わる際にコンピュータが2000年であることを正常に認識できなくなり、予期せぬトラブルが起こる可能性があるとされた問題のことで、1990年代末期に使用していたコンピュータプログラムの訂正が世界規模で行われました。
その結果として大きなトラブルは起こらずずに済んだのですが、その2000年問題の再来ともいえる事態が2020年になった瞬間に、一部のガラケーユーザーの間で起きていたようです。
2020年に来れなかったガラケーたち
https://twitter.com/i/events/1212738202974351360
目覚ましが作動しなかったので、おっかしいなぁ~っと携帯見たら目覚ましどころじゃなかったw
2020年を迎えることが出来なかったっぽいw pic.twitter.com/uIdUJrLDoA— IG (@aosingou) December 31, 2019
えっ……2020年になってからガラケーがバグって、カレンダー2000年になって時間止まったんだけど……。
姉ちゃんのガラケーも他のやつもみんな止まってるし、ガラケーって2020年に行けないのか!!?? pic.twitter.com/bbRwsQWFgr— テンコ@単行本出ました! (@H_Tenko) January 1, 2020
リンク先で紹介されているガラケー端末は2020年に変わった瞬間に一斉にエラーを起こし、時計が止まり、アラーム機能が使えなくなるなどのバグが発生してしまったようです。
これはガラケー端末のカレンダー機能が2019年までしか用意されていなかったことが原因だそう。2020年を表示させることができず、結果として時計機能が止まってしまったのです。まさに20年前に心配されていた2000年問題と同じ事態が2020年になって起こったというわけですね。おそらく当時のガラケー開発者はまさか2020年まで端末が使われると思っていなかったのでしょう。
というわけで今年もwePRESSではWebに関するさまざまな情報をお届けしていきたいと思います。本年もどうぞよろしくお願いいたします。