知っておくと便利! Gmailの予約送信機能

前回、Gmailのあまり知られていない便利機能として「情報保護モード」をご紹介しましたが、今回は「予約送信機能」をご紹介します。

読んで字の如くこちらは予約した時間にメールを送信する機能なのですが、Gmailにこの機能が追加されたのは実は割と最近のこと。2019年4月にGmailが15周年を迎えた記念して追加されたため、まだ実装されて1年も経過されていないのです。

予約送信機能の設定のしかたも簡単で、PCではメールを作成したあと送信ボタンのとなりにある三角形のボタンを押すだけ。

こちらを押すと「明日の午前」「明日の午後」「月曜日の朝」という選択肢が表示されますが、一番下の「日付と時刻を選択」を選べば任意の日時を設定することができます。

メールなんて作ってすぐに送るから予約送信機能は別にいらないという人も多いかもしれませんが、個人的にはものすごく重宝しています。

私は主にフリーランスのWebライターやWebディレクターとして仕事をしているのですが、「A社の野島です」「B社の野島です」などと取引先の社名を名乗ってメールをやり取りすることも少なくありません。

深夜メールだと気づかれたくないとき、ありますよね。

そうするとどうしても気にしてしまうのがメールの送信時刻。「A社の野島です」と名前を名乗り、深夜に作業をしてそのままメールを送ってしまうと、もしかしたら受け取った人は「A社の社員は深夜まで仕事をしている。A社はブラック企業だ」と思ってしまうかもしれません。予約送信機能を使うとそんな心配をする必要が一切なくなりました。

ほかにも一斉送信するメルマガ的なメールを毎回同じ時刻に送信したり、誕生日や記念日のお祝いメールを日付が変わった瞬間に送る、なんていう使い方もできそうですね。

もちろんPCからだけでなくスマホからでも使える機能なので、機会があればぜひお試しを。

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