UI(ユーアイ)とUX(ユーエックス)はよく一度に語られる言葉ですが、実は似て非なる言葉です。
UIはUser Interface(ユーザー・インターフェース)の略で、Interfaceとは「接点」というような意味を持ちます。つまりユーザーと製品やサービスなどとの接触面のことを指し、ユーザーの目に触れる部分や使用する部分のことはすべてUIということになります。
一方、UXはUser Experience(ユーザー・エクスペリエンス)の略で、Experiencehaとは「体験・経験」というような意味になります。つまりユーザーが製品やサービスを通じて得る体験や経験はすべてUXということになります。
例えば今、皆さんがご覧になられているこのウェブサイトやPC、スマートフォンなどの端末、さらにはマウスなどもUIであり、この記事を読んで「なるほど」と感じたことや得た知識、デザインを見て「きれいだな」「読みにくいな」などと思ったことなどはすべてUXなのです。
UIとUXについて詳しく知りたい方は以下をご覧ください。
目次
●他のサイトでの説明
UIとは | ferret
https://ferret-plus.com/5984
UXとは | ferret
https://ferret-plus.com/5983
UIとは?UXとは?違いを理解しよう! | ferret
hhttps://ferret-plus.com/655
ferretの用語集、違いの比較記事が特に初心者向けになっている印象を受けました。
●わかりやすい使用例
UI、UXの違いを感じるには、同じようなサービスを提供しているウェブサイトを比較するとわかりやすいです。
■検索サイト(GoogleとYahoo!の場合)
Google
Googleが極限まですっきりとさせたUIになっているのに対し、Yahoo!はニュースや広告をはじめ、Yahoo!が提供するサービスがぎっしりと並べられています。Googleは検索するという点で見れば圧倒的にUXが優れていますが、Yahoo!はインターネット自体をさまざまな方向性から楽しめるようなUXを提供しているといえるでしょう。
■ショッピングサイト(Amazonと楽天市場の場合)
Amazon
Amazonは目的の商品を探しやすいという点で優れているのに対し、ゴチャっとした印象を受ける楽天市場では買おうと思っていなかった商品と出会える可能性が高くなっているといえるでしょう。
●復習クイズ
説明がわかりづらい、間違っているなど御指摘ありましたらお問い合わせよりご連絡いただけると幸いです。