ニュースや情報を発信するメディアと言えば雑誌・出版社を含むマスコミ各社をイメージしがちですが、ウェブ上のメディアとなれば、それら以外の形式の目的の異なるメディアの種類が複数存在します。
オウンドメディア
企業が商品やサービスを知ってもらうために自社で運営するメディアをオウンドメディアと呼びます。広義ではウェブサイト、ブログ、SNSアカウントも含みますが、一般的には企業が運営するウェブマガジンのことを指すことが多いでしょう。顧客に商品やサービスを見つけてもらう仕組みをつくる「コンテンツマーケティング」との関連性が強いのも特徴です。
ランガレウェブは株式会社ランドガレージのオウンドメディアで、このブログを通じてランガレウェブというサービスを知っていただくために情報を発信しています。
バイラルメディア
インパクトのある内容の記事を発信し、大量のアクセス数を集めることによって広告収入を得ることを目的とするのがバイラルメディアです。キュレーションメディアやまとめサイトと呼ばれる、個人のSNS投稿や他社の記事を流用してアクセス数を集めるサイトも多く存在します。こういったサイトは真偽の疑わしい内容の記事や、引用元の著作権を侵害していることも多く、いわゆる「炎上」というものが多いのも特徴です。
コンシューマージェネレーテッドメディア(CGM)
コンシューマー(消費者)が生成するメディアという意味で、口コミサイトやSNS、ブログのポータルサイトなどのことをコンシューマージェネレーテッドメディアと呼びます。YoutubeやFacebook、アメーバブログなどもこれにあたり、多くのユーザーを集めれば集めるほど魅力的かつ影響力を持つメディアになります。消費者がコンテンツを投稿するため、運用側でコンテンツを用意する必要がないのも特徴です。
ウェブメディアはインターネットの歴史とともに発展し、現在でもインターネットにおける大きな役割を担っています。メディアごとの役割や目的を知り、情報を発信する側としても、情報を収集する側としても活用できると良いですね。