デザインによる主張を極端に控える「ブランドレスデザイン」

特定のブランドや名前にこだわることなく、商品そのものの「質とコスト」で購入を決定する消費者層が存在します。
そういった消費者が現在でも増加しているのは、小売業によるプライベートブランドの展開やブランドロゴのないファストファッションの台頭からも見て取れますが、この潮流はウェブデザインの分野にも影響しています。

無印良品:ブランドレスというブランディング

ブランドレスデザインとは

あえてデザインによる主張を極端に控え、ブランドやデザインよりもコンテンツ(商品)を主役にするためのユーザーインターフェイスを構築することをブランドレスデザインと呼びます。
セレクトショップなどのECサイトでよく採用されるデザインですが、一見すると白ベースで商品が並んでいるだけの「ただシンプルなデザイン」のようにも見えるかもしれません。

BEAMS

シンプルさと使いやすさを両立する必要がある

ブランドレスデザインはシンプルですが、装飾で目を引いたり特定の場所を目立たせるということを極力しないので、構成段階でコンテンツの優先度をよく吟味する必要があります。
シンプルであるが故にちょっとしたパーツのデザインやフォントなどで全体の印象が大きく変わることにも注意しなければなりません。

靴下のhacu

 

レスポンシブデザインとも相まって、ブランドレスデザインは今後も増えることが予想されます。
コンテンツ主導のウェブサイト制作をお考えであれば、検討してみてはいかがでしょうか。

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