デザインとアート

Web

クライアントご担当者から「現代アートのような格好いいサイトが作りたい」とご相談を受けたことがあります。

私は、ウェブディレクターを介して
「誰をターゲットにしてどのような意図でどんな表現をしたいのか」
「どういった結果を出したいのか」
などの観点について議論を重ね、制作に取り掛かりました。

ところで、そもそもデザインとアートの違いとは何なのでしょうか?

【アートとは】
辞書で引くと、「人が知識とスキルによって物事を体現/具現化したもの」とありますが、これだけではデザインとの違いがはっきりしません。
アートは、制限のない表現と創造です。表現することそのものがアートですので、人に伝わる必要もありません。
人に伝わる必要がない独特な表現そのものが、制作者の狙いであることもあります。

アート参考:Barnett Newman「White Fire」

【デザインとは】
辞書で引くと、「ある目的を達成するための計画およびその計画をモデル化したもの」とあります。
前回の記事の通り、デザインとは問題を解決することで、目的と手段が人に伝わらなければなりません。

私は、
ウェブデザインの構成はロジカルであるべきという前提があっても、
あえて0から1を創り出すアートの表現を融合させたいという考えは、常に持ち合わせています。
それが、新しい何かを生むと思っています。
デザインとアートの違いは理解した上で、アートにおける複雑怪奇な表現手法も知っておいて損はないと思うのです。

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Webデザイナー角田

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Webサイトの制作・品質管理のみならずグラフィックデザイン全般も行うタブコードのアートディレクター。 家庭をもちつつも音楽・アート・ゲームを楽しむ時間をなんとか確保するべく奮闘中。二児の父。

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