デザインとはロジックである

「デザイン」と聞くと、センスがどうとかクリエイティブがどうとか、何かただ見た目が良いものを作るようなイメージではないでしょうか?

ウェブデザインには、なぜそういったデザインなったのか全てに理由があり、良くないウェブデザインにはロジックがありません。良くない、というのはなぜそうしたかということが言葉で説明できないことを言います。
何を達成するためにどういった手段をとったのか。これを明確にできない制作物は、良くないと言われてしまっても仕方ありません。

この時ロジックという言葉を難しく捉えすぎる必要はなく、
例えば「なぜそのボタンは黄色なのか?」という問いに「全体のトーンマナーの対象色としての黄色で誘導を促したいからです」と言葉にできれば良いのです。
この言葉の積み重ねが制作のロジックになります。言い換えればロジックはコンセプトの一部であり、コンセプトはロジックの集合体だということになります。

では、センスやクリエイティブな視点が全く必要ではないのかというと、そういうことでもありません。
制作の目的を達成するために必要な要素ですし、視野が広ければ広いほど、目標を達成するための手段に幅をもたせることができます。
ウェブデザインにおけるセンスは、ターゲットに合わせたデザインを提供できるか否かということです。
センスは天性のものということではなく、前述のロジックに対する考え方や、一定の経験によって得られる技術なのです。

見た目の良さだけのウェブデザインは、ほんの一握りの分野でしか通用しないと私は思っています。
デザイン論のようで理屈っぽい話になってしまいましたが、知っておいてもらえると嬉しいです。

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