トップ画像部分をFlashアニメーションで表示するWEBサイトが、とても流行った時期がありました。
今ではほとんど見られなくなりました。
なぜFlashアニメーションが無くなったのかと言うと、Flashはセキュリティが非常に脆弱であるうえ、端末のメモリーを大量に消費するということで、スマートフォンで再生させてしまうと都合の悪いところばかり。そのためアップルは、2010年にFlashをiPhone上で再生させないことを決定し、Flashが担っていたアニメーションは、HTML5やJavascriptという別の技術に代替され、現在に至ります。
ところが、あまりに一世を風靡した技術でしたから、保守のされていないWEBサイトの中にFlashコンテンツが残っているのを見かけることがあります。お気づきの方も多いと思います。
余計なお世話ですが、セキュリティは大丈夫かなと心配してしまいます。
ただ危険なだけならまだしも、Flashのせいでマルウェア(※)に感染し、顧客の個人情報を拡散させてしまうような事態になってしまうことは避けなくてはなりません。
Adobe社は、2020年にFlashのサポートを完全に終了する、と発表しています。「サポートを終了する」ということは、「もう何があっても知りません」ということと同義です。大変な事態になってしまう前に、セキュリティの事をより意識しないといけません。