先方でIllustratorのデータが開けない。バージョンを下げて対応しましたが…

こんにちは山形のWEBデザイナー菅野です。

使用しているデスクトップのMacが
とうとう最新OSの対応機種から外れたため バージョンアップできなくなり
新しいMacの買い替えを悩んでいる今日この頃です😅
今回はOSではないのですが、ソフトのバージョンで驚いた出来事について書きたいと思います。

とある看板のデザイン制作の話です
無事にデザインも校了し、あとはデータを入稿するだけの状態でした
看板施工は、クライアントの知り合いの業者さんを使うということで
入稿データをクライアントにお渡しして
その後、クライアントが看板業者さんに発注し入稿データを渡す流れになります。

私の場合、看板データは基本的にAdobeのソフト Illustratorで制作していますが
今回クライアントより
看板業社さんの使用しているIllustratorのバージョンが古く
最新バージョンのデータだと開くことができないので
バージョンを下げて入稿データを作って欲しいとのこと

みなさんもご存知かもしれませんが
最新のIllustratorは「Adobe Creative Cloud」というクラウド型のソフトになっており
バージョンはCreative Cloudの略が後ろについて「Illustrator CC」といいます
それ以前のインストール型のソフトは
Creative Suiteの略が後ろについて「Illustrator CS」と呼ばれ
さらに「CS」〜「CS6」のバージョンがあります

Illustrator CC以前のバージョンを使用されている場合は
大体がCS5〜CS6なので
バージョンCS5と念のためCS2も作成して入稿データを送りました

すると 後日クライアントから連絡をいただき
業社さん側でデータが開けなかったとのことでした
データに関してのことなので、クライアントに軽く繋いでいただき
直接 看板業社の担当者さんに確認することにしました

菅野「CSのバージョンって何になりますか?」
担当者さん「バージョン8です」
菅野「8 ???」

CSのバージョンに8はないはず…

菅野「8ですか?」
担当者さん「8です」

あっ!!!!
バージョン8でした
CSではなく、さらにその前のバージョン8でした💦
まだ使ってる方いたんですね
バージョン8は15年以上前のソフトなので完全に想定外でした😅

その後、データをバージョン8に下げて入稿して無事終了です

看板業社さんによくよく聞いてみると
Illustratorだとバージョン8ですが、PDFデータだと大丈夫とのこと
遅れているのか 進んでいるのかよく分からない業者さんでした😅

Macにおいては、数年前の発売機種から「CS」は使用できなくなっています
「CC」ですと常にバージョンアップできますので
今後 こういったトラブルはなくなりますが
Illustratorの歴史に長年触れてきたおじさんとしては
どことなく寂しい気もしますね(笑)

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